春の引越しシーズンに向けて、引越しの準備をされている方もいるのでないでしょうか。でも、荷造りが大変で「いつから引越しの準備を始めようか」「引越し先ですぐ荷物が片付くか」と悩んでいる方もおられるかもしれません。
直近1年以内に引越し会社を利用して引越した全国の18~69歳の3134人に聞いたところ、荷づくりを始めたのは引越しの「15~30日前」が最多。また、荷ほどきにかかる日数は「1週間以内」が過半数ということが分かったそうです。
リクルートが運営する一括見積もりサービス『SUUMO引越し見積もり』 が2021年3月に調査を行い、このほど結果が公表されました。
引越し当日のどれくらい前から荷づくりをスタートさせているのか調査したところ、最も多いのが「15~30日前」で34.3%。次いで「8~14日前」が28.0%と、1週間~1カ月かけた人が過半数でした。そして「1~3日前」や「当日」と回答した人は合わせてわずか9.6%しかおらず、「数日前からのスタートとなると、必要なモノ・処分するモノの選別にも時間をかけられず、ゴミも含めて一旦すべて荷物として新居に運び込むことになり、余計なお金と労力を使うことになりそうだ」と調査会社は述べています。
また、引越し当日からどれくらい後に荷ほどきを終えているのか調査したところ、最も多いのは「1~3日後」で27.4%、次に多い「4~7日後」も25.8%と僅差で、「当日」の4.4%と合わせると、1週間以内で終わらせた人が57.6%と過半数という結果に。そして、それ以上かかった人もおり、「引越し前の荷づくりと違い、期限を自由に設定できることなども理由のひとつかもしれない」と調査会社は見ています。
引越し作業で失敗したことについても聞いたところ、「特にない」と答えた人以外で最も多かったのが「物をどこに入れたか分からなくなった」で30%以上の人が経験。次いで「荷詰めや荷物の整理が終わらなかった」と回答した人が13.3%でした。6割以上の人が何らかの失敗をしているということが調査で明らかになったそうです。
調査結果について、アンケートを行った同社は、「モノのいる・いらないの判断は自分がすべきこと。捨てるにしても、売るにしても時間がかかるので、早めに進めたほうがよさそう。引越しの見積もり金額を抑えるためにも、できれば見積もりまでにいらないモノの処分を終わらせて、すっきりした部屋で引越し作業を進めることがおすすめです」と述べています。
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