「卵ある?」「今日も売り切れです」ーー台湾・台北市内のスーパーで2月初旬、お客さんと店員のこんなやりとりを耳にしました。台湾全土では今、卵不足が問題になっています。台湾のお正月である旧正月休暇が終わり、日常が戻ってくるはずだったのですが…。筆者はこれまで米不足と水不足は直面したことがありますが、卵不足は人生で初めて。台湾の現状をお伝えします。
■台湾コンビニ名物「煮玉子」も欠品続く
旧正月の2週間前くらいから、SNS上で「卵が売ってない!」「高い200元(約800円)の卵しかない!」という投稿を見かけるようになりました。ちなみに台湾の卵の値段は、通常なら10個パックで安いもので40元ほど(約160円)、高いもので100元(400円)ほどです。
筆者もスーパーに食材を買い出しに行くと、卵の棚は空っぽ。本当に1つも売っていません。その時は「まあ数日したら戻ってくるだろう」と気軽に考えていたのですが、後日スーパーに行っても卵が買えず。台南や高雄など台湾南部ではそれほど深刻ではないようですが、人口の多い北部では本当に卵が見つかりません。在台日本人の間ではTwitterで卵の情報交換が頻繁に行われているのも目にしました。
一体、何が起こっているのか。調べたところ、どうやら主な原因は2つ。寒暖差が激しい日々が続いて生産量が格段に落ちたことと、旧正月に向けての買い物で大量購入が増えていたことのようです。中には鳥インフルエンザを恐れ、生産量を減らした農家も少なくないのだとか。卵不足は長ければ4月ごろまで続くといわれています。
台湾のコンビニではお茶っ葉で煮込んだ煮玉子「茶葉蛋(チャーイエダン)」が必ず売られているのですが、台北中心地のコンビニでは今でも欠品状態が続いています。
結局、筆者は穴場だったコンビニで10個入のパックを1つゲット。卵が買えてガッツポーズをしたのはこの時が初めてでした。しかしこの卵もそろそろ使い終わってしまいそう。入荷のタイミングでスーパーに行けば買える、との噂も聞くので、卵を探し求めてお店をはしごする日々はまだまだ続きそうです。
(まいどなニュース特約・Coco)
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