■工事現場にいた子猫たち
こまちちゃん(1歳7か月・メス)は、2020年9月初旬、工事現場で兄弟と一緒に保護された。子猫は全部で3匹いた。しばらく工事現場の作業員のたちにごはんをもらいながら過ごしていたが、ずっと続けるのも難しいとのことで工事現場の人から保護してほしいと保護主に依頼があった。
東京都に住む沼田さんは、幼い頃から猫と暮らしてきたので、実家を出てもいつか猫と一緒に暮らしたいと思っていた。殺処分の問題にも関心があったので、飼うなら保護猫にすると決めていた。
■個性的な毛柄の美猫
沼田さんは、保護猫を探すため譲渡会に足を運んだが、あえてあらかじめどんな子がいるのか調べずに行った。「色とか柄とか見た目にこだわりはなかったんです。成長をしっかり見ておきたいので子猫にしようと思いました」。同年9月下旬、沼田さんは譲渡会に行き、全ての猫を見た。気になる子を実際に抱っこして、最終的に白地に八の字眉毛の個性的な毛柄だったこまちちゃんを選んだ。
10月中旬、保護主が自宅までこまちちゃんを連れてきてくれた。こまちちゃんは、初日はケージにこもっていて出てこなかった。夜になるとニャーニャー鳴いたので、沼田さんは少し心苦しい気持ちになった。
「この家に慣れるまで少し時間が掛かりそうかな?と少し心配にもなりました。触ろうとして手を近づけるだけでシャーシャー威嚇されましたが、噛みついたり引っ掻いたりすることはありませんでした」
名前は古風な名前がいいと思い、「こまち」の他に「あん」「うめ」「ゆず」など候補がいくつかあったが、最終的にフィーリングでこまちにした。
■早く帰らなきゃ!
こまちちゃんは、数日後には難なく触らせてくれるようになった。「子猫だったのでおもちゃでもよく遊んで、トイレもすぐに覚えました。想像していたよりも手が掛かりませんでした」。普段はかなり臆病な性格だが、気を許している人にはわがままも言う。もちろん家族には遠慮しない。「もっと遊んで!」という要求が止まらない。
沼田さんは、こまちちゃんと暮らし始めてから、家で過ごす時間がものすごく増えたように感じているという。コロナ渦ということもあるが、帰り道に寄り道する回数が激減した。「『こまちが待っているから帰らなきゃ!』という気持ちになるんです。こまちの何気ない行動に笑わされることも多く、たくさん癒しをもらっています」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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