「地震怖かったのかなあ。なんかずっと訴えてる。」
こんなつぶやきとともに、愛猫の動画をツイッターに投稿した飼い主の「みふゆ(三冬)」(@mifuyu_916)さん。そこに映っていたのは、布団の上で喉をゴロゴロいわせながらしきりに鳴く猫ちゃん・・・地震直後のことだそうですが、いったい何を訴えているの? 動画には22万超のいいねがついたほか、再生回数が330万回を超えています。飼い主さんに聞きました。
猫ちゃんの鳴く姿には心配する人たちからたくさんのリプライが殺到。猫ちゃんの気持ちを推し量るコメントなどが多数寄せられています。
「不安な時もクラッキングしますね。地震が怖かったのと主さんを心配してたんじゃないですかね」
「怖かったにゃ~って、言ってるにゃ」
「これ猫さんも怖かったのでは?または大丈夫だ!と傍にいてくれたか…。」
「『この後も気をつけていて』って、教えてくれているのかも。賢いお顔して」
「落ち着いてるコノ子は。どっちかってゆーと飼い主さんを励ましてるよーな!?感じがしますよ」
「天災だから仕方ないね だからいっぱい撫でてあげて欲しいな」
「怖かったね!気をつけて!」
動画の猫ちゃんは、ハチミツちゃんといいます。5歳の女の子です。16日夜、東北から関東にかけて起きた大きな地震。この日、ハチミツちゃんは飼い主のみふゆさんの部屋にいたとか。地震が起きたときのことを、みふゆさんに伺いました。
■喉をゴロゴロ、クラッキングのような鳴き声・・・大きな揺れにびっくり、不安だった?
--16日夜に起きた地震。ハチミツちゃんはみふゆさんのお部屋にいたそうですね。
「はい。ハチミツは私の部屋、サスケ(9歳・雄)ととげまる(5歳・雄)は娘の部屋、サクラ(8歳・雌)はリビングにいました。サスケは娘の抱っこで固まっていたそうです」
--ハチミツちゃんは、地震直前は何をしていた?
「ちょうど寝ようかという時間だったので、ソファの猫ベッドにいました」
--地震がきたときのハチミツちゃんは。
「地震のときは『猫を抱いて揺らすと、飼い主が揺らしてると思って落ち着く』と聞いていたので、抱き上げたところ私のお腹を勢いよく蹴ってベッドの下に潜り込んでいきました…。その後、私がベッドに入ったところで布団の上に乗ってきたんです」
--布団の上に乗ってきて、動画のように喉をゴロゴロ、クラッキングのような鳴き声を出し始めたんですね。
「そうです。そのときは、揺れたのが怖かったんだろうなと思っていましたが・・・電気を消すまで鳴いていました」
--猫ちゃんがゴロゴロ鳴らすのは、うれしいときや甘えているときだけではなく、怖かったり危機感を感じたりするときも嘘でも幸せな状況を作り出すために喉を鳴らすというのを聞いたことがあります。でも、ハチミツちゃん、とても落ち着いているように見えました。
「私も一晩経って、もしかしたら地震で動揺する私を落ち着かせようと『大丈夫、怖くないよ』と鳴いてたのかもしれないなと思って。動画を見返すと、最後は『寝ろ』って言っているような気がしました・・・」
--もしかすると、地震の揺れや怖がっていたみふゆさんを見て、少し不安になりながらも「落ち着こうよ」と鳴いていたかもしれませんね。ところで、いつもはソファの猫ベッドでハチミツちゃんは寝ている?
「はい。暖かくなって、ソファの猫ベッドで寝るようになっていたのですが、地震のあった晩だけ私のお布団の上に戻ってきてくれました」
--撮影後、電気を消すまで鳴いていたそうですが・・・。
「電気を消したら静かになり、眠ったようです。翌日の夜からまた自分の猫ベッドに戻りました」
大きな地震が起きて、いつもと違う行動を取る猫ちゃんも多いかと思います。そんなときは、みふゆさんのように猫ちゃんの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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