2011年の「マル・マル・モリ・モリ!」で鈴木福さんと共にあどけない歌と踊りを披露し、一躍スター子役となった芦田愛菜さん。
そんな彼女もこの4月で高校3年生。近頃ではすっかり大人びた女性の魅力を見せるようになった。
今、SNS上ではそんな芦田愛菜さんの、同世代におけるスペックの強烈さが大きな注目を集めている。
きっかけになったのはしらたまさん(@shiratama0152)の
「同学年に芦田愛菜いるせいで、どんなに頑張っても上がいるの悲しい 容姿も地位も学歴も全て負ける」
という投稿。
たしかに芦田愛菜さんは申し分ないルックスで名門・慶應義塾女子高等学校に通い、タレントとしての地位や好感度もこれ以上ないところにいる。そのスペックにはほとんどの同級生が足元にも及ず、劣等感を抱くのも無理のない話だ。
しらたまさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「分かります 僕も同じ学校に大谷翔平さん居たので野球辞めたくなりました」
「同学年として思うことは時々あります。一緒に泣きましょうか。」
「通りすがりのおばちゃんですが、ひと言言わせて下さい。芦田愛菜ちゃんは恐らく人生を何周かされています!!!」
「うちの息子は羽生結弦と同い年。見るたびに、、、」
など数々の共感のコメントが寄せられている。
しらたまさんにお話をうかがってみた。
ーー同級生に芦田愛菜がいることを意識された時期やきっかけをお聞かせください。
しらたま:同じ学校に芦田愛菜と同じ小学校だった友達がいて、割と身近に感じていました。多分04世代の人は、小1の運動会とかでマルモリを踊らされてるから、なんだかんだ親しみを感じたり、意識をしたりってことは少なからずあったと思います。
今あらためて意識するようになったのは、一時期中学受験の時に芸能活動を辞めてたのに、最近またCMとかに出ることが増えて、目にする機会も増えたためだと思います。
ーー現在の芦田愛菜さんのスペックについてどのような感じているか、あらためてお聞かせください。
しらたま:昔も今も相変わらずすごいと思います。本当に。
自分も色んな部活に入って活動したり自主的な活動をしたりしてるけど、芸能活動してる彼女の影響力はそれよりはるかにすごいと思うし、たまにTwitterで流れてくる彼女の人生観はとても同年代のものとは思えません。
また、彼女が目指しているとされる進学先は諸説ありますが、一般の学生にとっても難関校なのに、芸能活動をしながらそれを目指してるっていうのは本当にすごいと思うんです。同じようなところを目指してる身からすると、明らかに生きてる時間の長さが違うとしか思えません(笑)。
でも、本当にそうじゃないと説明がつかないくらいには並外れたスペックを持ってると思う。容姿に関しても感じ方は人それぞれだと思うので意見しませんが、僕は好みです。
ーーこれまでのSNSのコメントや反響についてご感想をお聞かせください。
しらたま:そんなに伸びるものだと思ってツイートしたものではないということだけは言わせてください…。
そもそも勉強垢として動かしてるアカウントだったので、「芦田愛菜って芸能活動してるけど勉強できるんだ~、すごいね~。」くらいのノリでした。でも結局8万バズくらいすることになって、色んな界隈の人に見られることになってたくさんコメントをいただきました。
コメントには大きく分けて4タイプあって、まず一つは同意してくれるタイプ。これはとてもうれしかったです。特に同年代の人は同じように考えてる人も多くて、なんとなく連帯感みたいなものが湧いたし、どの世代にも同じような見られ方をする芸能人がいることもわかりました。
次に、諦めずに頑張ってと励ましてくれるタイプ。これもありがたかったです。オンリーワンを目指すことだとか、他の分野で頑張るだとか、いろんな建設的な意見をいただきました。
あと、無理だから諦めろというタイプ。理解はできるけどちょっと悲しかったです。「芦田愛菜とは住む世界が違うんだからそもそも比べるな」みたいな。でも、それだとそこで止まってしまうんですよね。
最後に、高校生がこんなこと考えてるなんてもう日本も終わりだわ、というタイプ。これは理解ができませんでしたし、不快でした。特に引用リツイートで多かった気がします。
同年代の芸能人と自分を比べるのはそんなにいけないことなんでしょうか。自分はまだいいにしても、ポジティブなコメントをくださった方達も蔑ろにされてる気がして辛かったです。
高校生は高校生なりに考えて動いているわけで、それは大人なら自分が通ってきた道なんだからわかるはずです。今回の大人と思われる一部の人たちの態度には一高校生として失望を隠せませんでした。あんな大人にはなりたくないと思いました。
色んな意見があることはわかりましたが、結局、僕が言いたいのは「芦田愛菜は自分と比べるとすごくて、どんなに頑張っても敵わないなぁ」というただの事実。それは変わらないし、本当に彼女はすごい人だと思ってます。
◇ ◇
読者のみなさんにも、しらたまさんにとっての芦田愛菜さんのような存在はいないだろうか?タレントも生身の人間なので、完璧なイメージが出来上がることが本人の負担にならないか心配だが、ともあれ彼女が凄い人格の持ち主であることは確かだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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