「この季節がきたか…」猫飼いさんなら思わずそうこぼしてしまう夏恒例の行事、猫のセミプレゼント。SNSでは、パニックに陥ったツイートが8万いいねもの話題を呼んでいます。
「アーーーッお客様ー生きたセミの持ち込みはやめてくだウワアアアブブブブブ(セミの音」と緊急事態っぷりが伝わるツイートをしたのは、漫画家のミギーさん(@MiGiiiiii)。写真にはしたり顔でセミをくわえた猫ちゃんが写っています。
虫嫌いとしてはセミの羽音だけでも戦々恐々。それを家に持ち込み…とは、想像するだけで青ざめてしまいます。ミギーさんはどう対処されたのでしょうか? お話を訊きました。
■「うちの場合はプレゼントではなく…」
--元気いっぱいの猫ちゃんですね! おなまえは?
「りんといいます。7歳のオス、マンチカンです」
--ミギーさんのツイートをみると、毎年恒例行事なんですね…。
「そうですね。緑が多い地域なので、セミが物凄く多く…。この時期はセミファイナルと呼ばれるひっくり返った状態のセミが沢山ベランダに落ちています。それを拾ってくる感じです」
--普段からやんちゃさんなのでしょうか?
「家猫なので凄くとろいです。のんびりうごく虫とかをいじってる時はありますが、落ちてるセミ以外は捕まえたことがないです…」
--実はわたしの猫も毎年セミのプレゼントをしてくれる傾向がありまして…。セミのその後はどう対応されていますか?
「セミは見つけたら大抵そのまま外に逃がしています。ティッシュを被せると捕まってくれるので、そのまま捕まらせて外で離しています。セミを食べる猫もいるようですが…りんは食べないですね」
--手で掴めるとはお強い! しかし一説によると、猫の獲物捕獲は飼い主さんへの「親愛の証」なのだとか…。
「うちの場合はプレゼントではなく完全に自分のスキな場所で独り占めして、いじりたいだけの気がしますね!!! セミをわたしには絶対に渡そうとしないし…(笑)」
--親に対して「みてみてー!」って感じなのでしょうか…。残り数ヶ月、もうお持ち込みがないことを祈ります!
◇
SNSを見ていると、トングで掴んで逃す、ホウキで掃くなど、いろいろな「セミ対処」をしてる方がいるようです。親愛の証…と思えば、少しは微笑ましく見守れるかもしれないですね。
なお、ミギーさんがキャラクター原案を担当した幾原邦彦監督オリジナルアニメ『さらざんまい』のコミカライズが『comicブースト』で連載中だそう。1~2巻まで発売中なので、気になる方はぜひお手にとってみてください。
(まいどなニュース特約・あさい あやね)
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