ラブホテルで働いている人ならではの"あるある"エピソードがSNS上で大きな注目を集めている。
「アルバイトしていた女の子はフロントで中年男女に鍵を渡したあと、震え声で『今の私の母親と知らん男です』と言っていたから元カノが来店したぐらいで泣いてはいけないと思った。僕は先に辞めてしまったけれど、彼女には強く生きてほしい。」と件のエピソードを紹介したのは白秋さん(@Nulls48807788)。
ラブホテルで働いていて知人に遭遇するということは珍しくないようだ。白秋さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「清掃のバイトしてた男友達、お部屋に財布の忘れ物あって確認したら親父ので、親父やるな~って笑ってフロントに預けといたら5分後に親父と、自分の彼女が取りに来たって言ってたの思い出した」
「高校時代に男友達と集まってビデオを見たのだけど、その家のヤツが黙ってしまって「これウチのカーチャンだわ…。」と言って、無言のままその日は解散。次の日から登校しなくなった彼も強く生きてて欲しいと願ってる」
「昔フロントのバイトしてた時、しみけんが来てざわついた事がありました」
など数々の共感の声とともにさらなる"あるある"が寄せられている。
白秋さんにお話をうかがってみた。
ーー母親に鍵を渡した女性はその後、どんな様子だったでしょうか?
白秋:僕が勤めていたラブホテルはフロントの顔が見えないようになっており、母親は何も知らず室内への廊下を進んで行きました。娘からは母親の顔が見えるので、父以外の男と笑顔でラブホテルに入る母を見て半泣きでした。しばらく元気なくしょんぼりしていた様子でしたが、まだ同じホテルで働いていると聞いています。
ーー白秋さんも以前、交際されていた女性に会ってしまったということですが、ラブホテル業で知人に遭遇することは多いのでしょうか?立地などによる傾向があるのでしょうか?
白秋:立地の傾向というよりは、実家や自宅、大学や職場などがあるなど自分の生活圏内のラブホテルに勤めると同じ地域で暮らす人間と遭遇する確率は上がります。僕は過去に付き合っていた彼女が同じ地域に住んでいたので目撃しました。母親と出会ってしまったバイトの女性も、実家がラブホテルと同じ地域だったので、生活圏が被れば割とあるあるな話なのかなと思います。
ーーこの他にも印象深い“ラブホテルあるある”を。
白秋:フロントに現れる男女が不倫カップルか否かみたいな見分けがつくようになります。いい人間観察になるみたいです。
ーーこれまでのコメントや反響へのご感想を。
白秋:久しぶりに凄まじい反響で驚いています。皆さん似たような体験をしているようで、やはり人は生活圏にあるラブホテルを無警戒に使ってしまうものなのだなと思います。後ろめたい事情があるときは、少し自分の生活圏と離れたラブホテルを使用することをお勧めしたいです。
◇ ◇
みなさんも利用する際はぜひ白秋さんのお話を参考にしていただきたい。
白秋さんは今回の反響に乗じ、経営コンサルタントの波頭亮さんのPRをしたいとのこと。「波頭亮さんの著書やツイートはコンサルタントという形でなくても物事を考えるうえで役立つ情報が多くて好きです。文章を書く時も参考にすることがあります」とのことなので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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