自らの手を使わずとも綺麗に割り箸を割ることのできる「全自動割り箸割り機」がSNS上で大きな注目を集めている。
「※綺麗に割り箸が割れますが、3分かかります。」とその使い方を動画で紹介するのは発明家のカズヤシバタさん(@seevua)。
割り箸を手で割ろうとしてささくれだったり、いびつな割れ方になってしまったという体験のある人は多いと思う。その点、この全自動割り箸割り機を使えば、いつでも誰でも綺麗に真っ二つに割り箸を割ることができる。ただし3分かかってしまうのだが…。
カズヤシバタさんのこの発明に対し、SNSユーザー達からは
「便利だなー!俺の姉はたこ焼き半分にしようとしたら箸が半分に割れます。」
「待ってる間に優雅な音楽とか流したら、優雅な気持ちを高めてご飯に望めそうですね。」
「ドンキで売ってたら1000円くらいまでなら出せそう!自分は上手く割れない派なので、使う時イラッとしたりする時あるし、そういう時は楽しい食事に水を差す感じだから助かるかも!笑顔を守りたい!」
「カップ麺にちょうどいい…て書きに来たらみんな書いてたw」
など数々の絶賛の声が寄せられている。
■発明家に聞いた
シバタさんにお話をうかがってみた。
ーー「全自動割り箸割り機」は2019年に発表された作品なんですね。この機械を製作されようと思った経緯をお聞かせください。
シバタ:よく行く定食屋さんがあったのですが、毎回のように割り箸を破るのに失敗し、食事の時間が少し残念な気持ちになったのが作ろうと思ったきっかけです。
ーー製作にあたりこだわられたこと、ご苦労されたことなどお聞かせください。
シバタ:苦労したのは割り箸を綺麗に半分に切断する事です。この装置は割り箸のくっついている部分をカッターナイフで何度も切って割るのですが、中心を決め、強すぎない力で切る機構の開発には苦労しました。3ヶ月ほど開発に時間をかけています。
ーー完成した際の感慨、使い勝手へのご感想などお聞かせください
シバタ:綺麗に割れるのですが、割り箸を割るのに3分時間がかかり、その間大きな音が流れ続けるので「ここぞ」という時の使用にしています。今後改良できれば速度と重量を小さくすることに拘りたいです。
ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。
シバタ:私は毎回、発明品のCM用プロモーションビデオを一緒に作って公開するのですが、発明品本体よりも私の表情演技の方へのツッコミが多いようです。
◇ ◇
シバタさんのYouTubeチャンネル「KAZUYA SHIBATA」では過去のさまざまな発明品が紹介されている。特に全自動でペットボトルキャップが開けられる「ペットボトルキャップオープナー」のプロモーションビデオには今回紹介した全自動割り箸割り機に通じる魅力を感じる。ご興味ある方はぜひご覧になっていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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