地域課題の解決に取り組む起業家ら=神戸市中央区磯上通4
神戸市は6月28日、地域が抱える課題をIT起業家と連携して解決する事業「アーバンイノベーション神戸」で、設定した六つの課題と、解決に取り組むベンチャー企業7社を発表した。起業家育成と行政課題の解決という「一石二鳥」を狙った国内自治体として初めての試みが、7月からスタートする。
市が本年度から本格的に始めた事業で、神戸新聞社とNPO法人・コミュニティリンク(宝塚市)が運営を担う。全国から60社の応募があり、書類選考と面談を経て今月20日に最終審査を実施。創造性や収益性、課題理解度などの観点で選考した。この結果、路線バス会社をまたいで車両の位置情報を提供するトラフィックブレイン(東京)など7社が選ばれた。
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