新ひょうごの医療

患者(手前)に白内障手術の準備について説明するロボット「パラメディ・タピア」=明石市朝霧台、あさぎり病院
「今から日帰り手術の説明をさせていただきます」-。あさぎり病院(兵庫県明石市)の眼科診察室で、タマゴ形のロボット「パラメディ・タピア」が患者に語り掛ける。音声はかわいく、しゃべると前後に揺れる愛きょうもある。
昨年12月、白内障手術を受ける患者に向き合う看護師の“代役”としてやってきた。医師から手術法や術後の合併症の説明を受けた患者に対し、手術前準備として目薬や塗り薬を使うタイミングや、手術前後の入浴などの注意点を伝える。
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- シリーズ12 進歩する技術
2018/3/3~2018/3/24
医療技術の発展は目覚ましい。これまで根本的な治療が難しく、重い副作用も伴っていた病気の患者らに、長く生きる望みをもたらしている。「新・ひょうごの医療」シリーズ12では「進歩する技術」をテーマに、最新鋭の治療法や機器、診断法を紹介する。


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