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 阪神大震災で被害を受け、単線でしか運転できなかった阪急伊丹線(伊丹・塚口、二・七キロ)が六日から、復旧工事を終えて複線運転に戻る。阪急は昨年十一月に被災した伊丹駅を再建しており、今回の複線化で鉄道の震災復興工事を終えたことになる。

 伊丹線は、震災で伊丹駅の倒壊や線路の破損などがあり、一九九五年三月に仮設の伊丹駅と塚口間がようやく運転を再開。伊丹駅の再建が震災から千四百日以上かかるなど、被害の後遺症が最も長く続いた。同線は四三年から複線化されていたが、震災の被害で一時的に単線化していた。

 六日からの複線化で、月・金曜日の平日の塚口発伊丹行きのうち、六列車の伊丹着時刻が各一分短縮されるほか、伊丹発塚口行きの二列車(平日)の塚口到着時刻が一分ずつ短くなる。

 阪急全線の八十四駅中、伊丹線内の新伊丹、稲野の両駅は乗降人員が七十位台と震災後に低迷しており、同社は「復興工事も終え、次はお客さんの増加を」と期待している。

1999/3/5
 

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