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(6)授業再開 友人との再会喜ぶ
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1995・2・8 あちらこちらで歓声が=神戸市北区山田町、兵庫県立鈴蘭台高校 2004・1・11 あの場所で再会した村本さん(右)ら=神戸市北区山田町、兵庫県立鈴蘭台高校
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1995・2・8 あちらこちらで歓声が=神戸市北区山田町、兵庫県立鈴蘭台高校

2004・1・11 あの場所で再会した村本さん(右)ら=神戸市北区山田町、兵庫県立鈴蘭台高校

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1995・2・8 あちらこちらで歓声が=神戸市北区山田町、兵庫県立鈴蘭台高校

2004・1・11 あの場所で再会した村本さん(右)ら=神戸市北区山田町、兵庫県立鈴蘭台高校

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 にぎやかな声が、あちこちから聞こえてきた。地震から三週間後。鈴蘭台高校(神戸市北区)のグラウンドで、兵庫高校(同市長田区)の生徒たちが待ちわびた友人との再会を喜んでいた。

 「無事でよかったね」。言葉にならない思いが、取材する側にもじんじんと伝わってきた。

 兵庫高には教室などに最大二千五百人が避難し、休校が続いていた。その日やっと、鈴蘭台高など北区の二校に間借りする形で授業が再開した。

 生徒や教師に犠牲者こそなかったが、自宅が全半壊し、遠方の避難先から登校する生徒もいた。

 写真に映る、友人と抱き合って笑顔を見せていた村本(旧姓玉井)亜希子さん(26)もその一人。自宅は全壊、一年後の再建まで、避難所や親類宅などを移り住んだ。

 当時、「周りの人たちに支えられている」と思えることが、大きな力になったという。そして将来の道が見えてきた。「人の心にかかわれる仕事がしたい」

 今、大阪の児童福祉施設の指導員として、子どもたちに寄り添っている。(写真部・岡本好太郎)

2004/1/20
 

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