連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

旦旦的二十年

  • 印刷
2005年3月の春休み期間中、多くの来場客でにぎわうパンダ舎前=神戸市灘区、市立王子動物園
拡大
2005年3月の春休み期間中、多くの来場客でにぎわうパンダ舎前=神戸市灘区、市立王子動物園
2005年3月20日紙面
拡大
2005年3月20日紙面

 2005年度、王子動物園は「動物サポーター制度」を始めた。企業・団体から寄付を募り、法人名を獣舎前などにプレートで1年間掲示するというもので、ジャイアントパンダ舎前は「100万円」。

 同園は年間収入約4億円、運営経費は約6億円という赤字体質を改善しようと、少額の個人寄付も合わせて約4000万円を見込む、と記事にはある。

 さて、その結果は?

 2カ月後に「サポーター制度順調に 800万円集まる」との記事があった。神戸の臨床検査機器開発会社がパンダ舎前の権利を「落札」したとある。個人サポーターの応募も100人を超え、順調の様子。ほっと胸をなで下ろす。

 ただ、8月に気になる記事を発見。なぜかトラなどの「猛獣」に名乗りが上がらない、というのだ。2005年といえば阪神タイガースが2年ぶりのリーグ制覇を果たした年なのに…

 ちなみにこのサポーター制度は今も続いており、動物の餌代や獣舎の整備に使われている。個人サポーター(大人一口1万円、中学生以下一口1000円)には年間パスポートや機関誌が送られ、希望者は園内の支援者一覧に名前を掲示してもらえるそうだ。

2020/6/30
 

天気(9月7日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 20%

  • 37℃
  • ---℃
  • 40%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ