企画展「松方幸次郎×山村徳太郎 蒐集のパッション-ロダンを日本へ、具体を世界へ」が10日、神戸市中央区脇浜海岸通1の兵庫県立美術館で開幕する。1日には松方コレクションを所蔵する国立西洋美術館(東京)からオーギュスト・ロダンの「考える人」が来神し、展示作業が関係者に公開された。
川崎造船所(現川崎重工業)の初代社長で、日本の西洋美術の礎を築いた松方幸次郎(1866~1950年)と、前衛美術の収集家として知られる山村硝子元社長・山村徳太郎(1926~86年)が掲げた「美術を公共のものに」との理念に迫る内容で、計67点を展示する。
「考える人」は高さ71・5センチ、幅45センチ、奥行き60センチのオリジナルサイズで重さは69キロ。美術品配送の専門スタッフ5人が点検台へ運び、傷の有無などを入念に確認した後、展示台に設置された。国立西洋美術館保存修復室の邊牟木尚美室長は「展示台の高さが当館より低く、ロダンが制作したときと同じような目線で鑑賞できる。背中や脚の筋肉の表現などあらゆる角度からじっくり見てほしい」と話した。
当日券1800円など。兵庫県立美術館TEL078・262・1011(安藤真子)























