兵庫県立美術館で10日開幕の特別展「松方幸次郎×山村徳太郎 蒐集(しゅうしゅう)のパッション-ロダンを日本へ、具体を世界へ」(神戸新聞社など主催)は西洋美術の松方(1866~1950年)と現代美術の山村(1926~86年)という、兵庫県ゆかりの2人によるコレクションの「対話」を試みる。まず、川崎造船所(現川崎重工業、神戸市中央区)や神戸新聞社(同区)の初代社長を務めた実業家の松方から、その情熱の軌跡をたどる。(安藤真子)
明治維新の元勲・松方正義の三男である松方は軍需景気で財を成す一方、第1次大戦中から渡欧し、西洋の絵画や彫刻、ヨーロッパへ持ち出されていた日本の浮世絵などを買い集めた。「松方コレクション」の総数は1万点を超えた。























