神河町粟賀町の公立神崎総合病院裏にある建物の一角に「ゆめ花館」と書かれた看板がかかる。にぎやかな声が聞こえる施設の中では、高齢者が口と一緒に手を動かし、内職をこなす。老後の孤立化を防ぎ、生き生きと過ごせる施設として開かれ、３年。地域の居場所として定着しつつある。（喜田美咲）
机を囲んで座り、プラスチック部品と金具をつなぎ合わせたり、同町名産の仙霊茶を袋詰めしたり。「（米大リーグの）大谷さんすごいなあ」「今度グラウンドゴルフの大会に出るねん」。丁寧に作業しながら、何げない会話が弾む。
談笑しながら内職 高齢者集う仕事場、にぎやかに 神河町の事業所、孤立化防ぎ認知症予防
印刷
