神戸・三宮のフラワーロードの交差点で男女4人が乗用車にはねられ、女性1人が亡くなった事故で、乗用車を運転していた男性について、同乗者が「赤信号で停車中に体が震え、車が急発進した」という趣旨の説明をしていることが2日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警は男性の体調急変が事故につながった可能性があるとみて調べている。
葺合署は2日、運転していたのは徳島市の不動産会社役員の男性(58)と明らかにした。署によると、右手の骨を折るなどの重傷だが、意識は回復している。
事故は1日午後3時半ごろ、JR三ノ宮駅から約350メートル南にある神戸国際会館前の県道交差点で発生した。
南行き片側3車線のうち、左端車線の先頭で信号待ちをしていた車が、右前方に向かって突然発進。横断歩道やその付近で歩行者らを次々にはねた後、交差点中央に進入して中央分離帯に乗り上げ、トラックに接触して止まった。
事故を起こした車には2人が乗っていた。捜査関係者によると、助手席にいた同乗者は「信号待ちのときに運転者の体調が急変し、体が震えていた」と説明。車は発進した後、加速していた。
事故直後、運転者は意識がもうろうとしていた。現場でブレーキ痕は確認されておらず、県警はブレーキを踏まないまま事故に至ったとみている。車にはドライブレコーダーは搭載されていなかった。
署によると、大学生の女性(21)=同市東灘区=が死亡。男性(38)=同市中央区=は頭を骨折する重傷を負った。歩いていた会社員男性(62)と無職女性(77)は軽傷だった。署は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで調べる。























