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わが子よ 生みの親、育ての親

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テニスラケットやグローブを手に集まったきょうだい

テニスラケットやグローブを手に集まったきょうだい

 「お母さんのおなかから生まれたい」。藤田家に来てまもなく、3歳だった三男は真智子(63)にこんなことを言った。

 「じゃあ『おぎゃあ、おぎゃあごっこ』しようか」。風呂上がり、真智子は高校生の長男の大きなTシャツを着て、裾の方から三男を中に入れた。「おぎゃあ、おぎゃあ。僕、生まれたよ」。三男は頭から出てきて言った。その遊びは何度も繰り返された。

2014/4/17

 血のつながりがなくても絆があれば-。そんな思いで養子を迎えたいと望む夫婦。さまざまな事情で子どもを手放さなければならない生みの親。特別養子縁組を仲介する藤田の活動を通じ、親子のありようを考えたい。

ぬくもり、少しでも

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