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人の優しさに触れたり、困ったときに助けてもらうと、救われた気持ちになりませんか…
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人の優しさに触れたり、困ったときに助けてもらうと、救われた気持ちになりませんか…

忙しい毎日、コロナ禍でひたすら自粛を強いられる毎日…そんなストレス社会の中での子育て、心身ともに疲れてしまっている方はとても多いと思います。世の中にも「イライラ」が蔓延していますが、そのような状況でも人の優しさに触れたり、困ったときに助けてもらうと、救われた気持ちになりませんか。子育て中のママが「救われた」「世の中まだまだ捨てたもんじゃないかも」と思えた出来事を紹介しましょう。こんな時代こそ、一番の救いになるのは「人の優しさ」「人への思いやり」かもしれません。

■世間はそんなに冷たくない

街なかで子連れで困った事態になったり、トラブルに遭ったとき、周りの人が優しく声をかけてくれたり助けてくれると、嬉しくて心が温かくなりますよね。そんな「世間はそんなに冷たくない」と救われる気持ちになるエピソードを聞いてみました。

   ◇   ◇

▽子どもを乗せて自転車でこけたけど…

子どもを乗せた状態で自転車でスッ転び、「わが子は大丈夫か!!」とパニックになりながら必死に自転車(電動なのでものすごく重い…)を起こそうとしていたら、周りにいた4~5人の人が一斉に駆け寄ってくれました。子どもを救い出してなだめたり傷を手当てしてくれる人、一緒に自転車を起こしてくれる人、「お母さんもケガしてますよ」と絆創膏を差し出してくれる人。「ありがとうございます、ありがとうございます」と言いながら、気づくとボロボロ泣いていました。

年配の女性の「お母さんも頑張ってるよね。自分を大切にね」という一言がダメ押し、涙が止まらなくなってしまいました(苦笑)。危なかったし、子どもも私も足にケガを負ったものの、人の優しさに心が救われたいい出来事でした。〔Hさん、子ども5歳〕

   ◇   ◇

▽「親の勘が一番ですよ」

長女が2歳のとき、激しく転んで胸を強打。痛がり方や泣き方がいつもと違う、おかしい…と思い、思わず救急車を呼んでしまいました。病院へ着くころにはすっかり泣き止み、元気を取り戻し、念のため撮ったCTも異常なしでした。「こんなことで救急車呼んじゃダメですよ」くらい言われるかな、と覚悟していました。ところが、そのとき診てくれた先生が「ちょっとでもおかしいと思う“親の勘“はどんな医者よりも当たるんです。なにかあったら、ご自分の勘を信じて迷わずいらしてください」ととても優しく言ってくれたんです。張りに張っていた肩の力がスーッと抜けて、ホロッと涙がこぼれてしまいました。〔Sさん、子ども6歳、3歳〕

■若い人の優しさにホッコリ救われた

「最近の若い者は…」なんて、つい眉間にしわを寄せてしまうこともありますが、まだ若いのに心優しく接してくれる人もたくさんいます。若い人の優しさに心が温かくなったエピソードとは。

   ◇   ◇

▽ぜんぜんうるさくないっすよ!

息子が11カ月くらいのとき、電車内で突然ぎゃん泣き、大騒ぎ。絵本を出しても動画を見せても泣き止まない…。周囲に「すみません」と謝りつつ必死になだめすかしていたら、隣に立っていた高校生くらいの男の子が、自分のリュックについていたマスコットであやし始めてくれました。いきなりのことにキョトンと泣き止んだ息子、心底ほっとして、心底感謝しました。

「ありがとうございました。うるさくしてすみません」と謝ると、「いや、赤ちゃんの泣き声はぜんぜんうるさくなんかないっすよ!」という返事。なんという優しさ…高校生の子の言動が身に染みて、思わず涙ぐんでしまいました。育休明けで余裕のない毎日だったので、救われた気分になりました。ああいう子に育ってほしい!!〔Tさん、子ども3歳〕

   ◇   ◇

▽ここ歩道だよ!

歩き始めで歩くのが楽しくて仕方ない長女(当時1歳)の後を追っかけ回すのにヘトヘトだった頃、商店街の狭い歩道(「自転車は押して歩いてください」という立て札が立っている)で一瞬子どもが手を放れてしまい、あやうく走ってきた自転車とぶつかりそうになったんです。手を放してしまった私が悪いのですが、自転車走行を禁止されている歩道を爆走する自転車に腹が立ちました。

振り返りも謝りもせず爆走する自転車に向かって、2~3人で歩いていた女子高生が「ここ歩道だよ!!自転車禁止だよ!!謝れー!」と叫んだんです。結局自転車はそのまま行ってしまいましたが、乱暴な言葉ながら自転車に注意してくれた若い子の優しさに心が温かくなりました。〔Yさん、子ども5歳、3歳〕

■先生ありがとう、その言葉に救われた

普段からお世話になっている保育園や学校の先生、あるいは担当医の言動に救われたり助けられることも多いと思います。普段から子どものことを見ていてくれる人が救いになることも。

   ◇   ◇

▽迷惑だなんて思わないでください

軽度発達障害のある次男、他の子に比べていろいろとゆっくりだし、先生や友達に迷惑かけているんだろうな~という気持ちから、お迎えに行くと自分でも気づかぬうちに「すみません」を連発していたようです。ある日先生に呼ばれ、「どうか毎日『すみません』ばかり言わないでください。迷惑だなんて思わないでください。A君(次男)は、保育園でとても楽しそうに過ごしているし、その笑顔や頑張る姿に、私たちも子どもたちもたくさん元気をもらっています。そして、A君から学ぶこともたくさんあるんです。私たちがお礼を言いたいくらい」と言ってくださって。思わずボロボロ泣いてしまいました…。

「障害児を預けるなんてひどい母親かな」「毎日先生やお友達に迷惑かけて嫌われてないかな」そんな不安や悩みで心がすり減っていたので、その先生の言葉にものすごく救われ、気持ちが楽になりました。とはいえ、いまだについ「すみません」と言ってしまうこともありますが…〔Nさん、子ども4歳〕

   ◇   ◇

▽子育てで困ったことがあったら何でも相談して

1~2歳にかけてしょっちゅう熱を出していた息子。そのたびに小児科に連れて行っていましたが、ある日「お母さん疲れていますね。病気のときだけでなく、子育ての悩みだけでも相談に乗りますよ」と、その小児科医(女医さん)がやっている「子育てのお悩み相談ホームページ」を紹介してくれました。

最初は「こんなささいなこと書いていいのかな」と躊躇しましたが、「離乳食を食べてくれない」「この程度だったら家で様子見か、病院に行った方がいいか」などどんな細かいことにも答えてくれて。それがすごく支えになり、心強かったです。〔Sさん、子ども7歳、4歳〕

■頼りになるママ友に感謝!

ときには面倒くさかったり、煩わしく感じてしまう「ママ友の存在」ですが、救われることだってたくさんあります。ママ友の優しさに感謝した出来事とは。

   ◇   ◇

▽大丈夫、預かるから行ってきて!

保育園のお迎えからの帰り、偶然会ったお子さん連れのママ友と立ち話をしていたところ、母から「父が倒れた」という連絡が入りました。主人もそんなすぐには帰れない、どうしよう…焦りうろたえていると、そのママ友が「大丈夫!行っておいで。Bくん(息子、当時3歳)預かってるから」と言ってくれたんです。言葉に甘えて預けたうえ、その日は父もちょっと危なかったため、主人も病院へ(今はすっかり治って健在)。

結局ママ友の家へ子どもを迎えに行ったときには、夜10時近くなっていました。「うちの子もBくんもすっかり寝てるし、Cさん(私)も疲れてるだろうし、明日の朝迎えに来てくれればいいよ」その優しさと親切に、うう…と思わず泣いてしまいました。「助けてくれる人がいる、そして私も誰かを助けよう」と心が救われたと同時に、なんだか強くなれた出来事でした。〔Tさん、子ども5歳、1歳〕

   ◇   ◇

▽何も聞かず話を聞いてくれた

子どもが2~3歳の頃「子どもの足音がうるさい」と、階下の住人から毎日のように苦情が来る時期がありました。どうやら音にとても敏感な人(?)で、何家族か引っ越しに追いやられたようです。引っ越したばかりだったし、子連れでまた引っ越すのも…と思い、毎日子どもに「静かにしてね」という罪悪感とストレスに潰されそうな毎日でした。

保育園の送り迎えが同じ時間になるママが私の異変(相当顔に出ていたよう)に気づき、静かに淡々と話を聞いてくれました。あのとき一緒に激高されたり変に同調されていたら、変な行動に出ていたかもしれません。

4歳くらいになって生活面も落ち着き、足音も静かになり、階下の人も文句を言ってこなくなりましたが、あのときただ静かに何も突っ込まずに聞いてくれた、それがとても救いになり、子どもに対しても、「静かにして!」ではなく「これで遊ぼうか」と優しく接することができたんだと思います。〔Uさん、子ども6歳〕

   ◇   ◇

子育てや仕事で心がすり減った状態だと、人の優しさはグッと身に沁みます。そしてそれは「もうちょっと頑張ってみよう」という心の糧になることも。

忙しい毎日に加え、コロナや暗いニュースなどで、心の余裕がどんどんなくなってしまいがち。本当の優しさとは、「自分に対する見返りを求めず、損得を考えずに相手のためになる行動を進んで行う」こと。そんな優しさに触れたら、身も心も救われそうです。優しさを持って実行している人はけっこういるもの。そう、世の中捨てたもんじゃない!そしていつか余裕ができたとき、誰かに対して優しさあふれる行動ができるといいですね。

(まいどなニュース/BRAVA編集部)

2021/8/28
 

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