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「地元に帰りたい」と郷愁を誘ったツイート(こもりあやみさん提供)
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「地元に帰りたい」と郷愁を誘ったツイート(こもりあやみさん提供)

 神戸市出身のイラストレーター、こもりあやみさんのツイートが注目を集めています。

 こもりさんは8月28日、自身の公式Twitterアカウント(@ayami_setron)を更新。兵庫県内の名所や特産品を連想させる58個の絵文字を組み合わせて作った地図を投稿し、「兵庫県 みなさんはいくつ知ってますか?」と投げかけました。

 例えば、西宮市や宝塚市のエリアには野球場とドレス姿で踊る女性の絵文字を配置し、甲子園球場と宝塚歌劇を表現。日本海側にはカニや温泉、カバンなどの絵文字で但馬地域の魅力を詰め込みました。

 ユーザーからは「これは素晴らしい」「ステキすぎる」「秀逸」「すげぇ」「尼崎城まである」といったリプが寄せられ、「地元に帰りたくなった」「実家すぐわかった」「ふるさと」「家に帰りたい」などと郷愁を誘われたユーザーも多かったようです。初回投稿版と修正版合わせて5千件を超えるいいねがつき、現在も拡散は続けています。

■「山」の絵文字、全部同じと思いきや…

 作者のこもりさんに話を聞きました。

 ーー地元愛が伝わってくる投稿です。

 「兵庫県は俗に『ヒョーゴスラビア』とも呼ばれるほど、歴史や文化の異なる旧五国が集まった珍しい県です。本州の両端にある青森と山口以外で唯一、日本海と太平洋に挟まれた県でもあります。そんな兵庫県の多様性を表せたら面白いなと思いました。自分がこれまでに行ったことのあるエリアや、子どものころに現地で体験した内容を盛り込みました」

 ーー思いついたきっかけは?

 「以前、Twitterでフォローしている方が絵文字だけの秀逸なつぶやき作品を投稿しているのを見て、Twitterでもドット絵みたいにアート表現できるんだと思ったことが今回の発端です。長らく下書きとして温めていました。先日からの緊急事態宣言による自粛期間で一気に作業が進み、ようやく完成となりました」

 ーー「この絵文字は兵庫にぴったり!」といった発見は?

 「赤穂市のカキです。実際に現地へ買いに行ったこともあります。まさかカキの絵文字があるなんて思いませんでした(笑)。左端の1つだけ種類の違う山の絵文字は県内最高峰の氷ノ山だったりします」

■そば、しょうゆ…なくて困った絵文字も

 一方、「絵文字が見つからなくて悔しかったもの」として、出石そば、龍野のしょうゆと赤とんぼ、丹波の黒豆、加古川のかつめしなどを挙げます。

 「入れたい絵文字のエリアが密集する一方で、当てはまる絵文字がないエリアもあって苦労しました。せめて加古川市は何か入れたかったんですけどね…。コメントで『加古川は靴下の生産が有名』と教えていただいて勉強になりました」

 ーー1ツイートの上限数は140文字。県の形は「スペース」を入力しながら整えた?

 「そうです。こっそり非公開アカウントを作って何十回も投稿して確認しました。豊岡市但東町あたりのポコッと右に出ている部分が難しかったです。なんとか140字以内に収まってよかったです」

 ーー反響への感想は。

 「今回1番反応が多かった絵文字はずばり尼崎城です。「アマ」(尼崎の愛称)の人々の地元愛を感じました。絵文字アート自体はそこまで珍しくないというか、必ず先人がいると思うので胸を張って『オリジナル』とは言いがたい部分もあります。でもいろいろな方が見てほめてくださるのは素直にうれしいです。ありがとうございます」

(まいどなニュース・金井 かおる)

2021/8/30
 

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