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1月に続き9月にもダイヤ改正を行う
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1月に続き9月にもダイヤ改正を行う

京阪電気鉄道は今年1月に引き続き、9月25日に京阪線・大津線のダイヤ改正を実施します。この改正は新型コロナウイルス感染症による社会情勢の変化を反映させた内容となっています。特に注目したいのは有料座席指定車両「プレミアムカー」の扱いではないでしょうか。8月20日に発表されたリリースを基に解説します。

■減便が目立つ内容

9月25日に実施されるダイヤ改正のキーワードは「減便」です。本線の昼間時間帯では特急、準急、普通を1時間あたり上下各6本から4本になり、新たに快速急行が新設されます。また交野線や宇治線も1時間あたりの運転本数が上下各6本から4本になります。

改正後の淀屋橋駅(出町柳方面)平日12時台を確認すると特急が0分、14分、30分、44分発、準急が4分、21分、34分、51分発、快速急行が16分、46分発となります。快速急行を除くとおおむね15分間隔となり、改正前の10分間隔と比べると大きく列車本数が減ります。

平日朝ラッシュ時間帯では守口市を通過する通勤快急、通勤準急の運転時間帯を見直し、守口市に到着する快速急行、準急の停車時間帯が拡大されます。

改正前の平日朝ラッシュ時間帯における守口市駅(淀屋橋・中之島方面)の時刻表を確認すると、7時14分発~8時38分発が普通と区間急行のみとなっています。

改正後は普通、区間急行のみの時間帯が7時22分発~8時35分発となり、8時38分発は準急として運行されます。また6時台に快速急行が新設されているのも特徴です。その他には全車両座席指定「ライナー」1本が増発されます。

平日夕ラッシュ~夜間時間帯も運転間隔が調整され、京橋駅(出町柳方面)では10分間隔(17時~20時台)、12分間隔(21時台)、12分間隔(22時台)から12分間隔、12分間隔、15分間隔になります。また朝ラッシュ時間帯と同じく「ライナー」2本が増発。その他、初発列車と最終列車の発車時刻が変更されます。

■快速急行停車駅でも「プレミアムカー」に乗車可能に

今回のダイヤ改正から昼間時間帯の快速急行でも「プレミアムカー」が利用できるようになります。従来「プレミアムカー」は快速特急「洛楽」と特急のみに連結されていました。

快速急行への導入に伴い、守口市駅、寝屋川市駅、香里園駅からも「プレミアムカー」が利用可能に。また寝屋川市~香里園間といった短距離利用もできます。

気になる「プレミアムカー券」の料金は以下のとおりです。

 守口市・寝屋川市・香里園~大阪府内の駅(淀屋橋・北浜・天満橋・京橋・守口市・寝屋川市・香里園・枚方市・樟葉)400円

守口市・寝屋川市・香里園~京都府内の駅(中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条、出町柳)500円

寝屋川市駅から淀屋橋駅まで準急で約20分(310円)なので、所要時間と運賃から考慮すると守口市・寝屋川市・香里園~京橋・天満橋・北浜・淀屋橋間の「プレミアムカー」利用は少ないように思われます。一方、改正前の昼間時間帯では香里園から祇園四条へは約40分(乗換1回)なので、京都方面への需要が高いように思います。

なお利用状況を鑑み、深夜時間帯の一部列車にて「プレミアムカー」の利用を中止します。

車両面では多扉車の5000系が9月に引退します。5000系の引退により、国内から多扉車が消滅することになります。

京阪は8月28日から9月23日まで土曜・日祝日にて本数を減らした臨時ダイヤを実施しています。この臨時ダイヤは9月25日に実施されるダイヤ改正とは別であり、日中時間帯の特急は20分間隔で運行されます。また「プレミアムカー」サービスも停止しているため、ロングシートの一般車による特急も日中時間帯に見られます。

このように京阪は京阪間では先んじて減便ダイヤを実施します。一方、JR京都線と近接している阪急京都本線も京阪本線の減便ダイヤに追随するのでしょうか。

(まいどなニュース特約・新田 浩之)

2021/9/15
 

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