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作品選びのポイントを語る、水石亜飛夢(撮影:石井隼人)
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作品選びのポイントを語る、水石亜飛夢(撮影:石井隼人)

特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年)で知名度を上げた俳優・水石亜飛夢(25)の歩みは、数いる若手俳優の中でもちょっと変わっている。俳優デビューしたのは9年前、いわゆる2.5次元系ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン。それから『魔進戦隊キラメイジャー』でのブレイクとくれば、王道のイケメン俳優道を歩いているようにも見える。

しかし『飢えたライオン』『国民の選択』『レディ・トゥ・レディ』『ベイビーわるきゅーれ』、そして9月24日公開の主演映画『黄龍の村』など、関わってきた作品はどれも強い作家性や個性を感じさせるものばかりだ。水石自身も自覚する“異色さ”こそ、俳優・水石亜飛夢が見つけた道であり、武器となる強みなのかもしれない。

出演作品を選ぶ基準は、その作品の骨子となる脚本にあるという。「メジャー映画であろうと、それが自主映画であろうと、規模の大小は気にせず、『この脚本、面白い!』と思った作品を選択します。ありがたいことに僕は運がいいのか、いい作品、いい監督、いいスタッフさん、そして素晴らしい共演者に恵まれることが多い」とこれまでの道のりを振り返る。

もしかして壁ドンとか嫌い?アンチイケメン枠という思いがあったりするのだろうか?水石は「そんなことは考えていません!」と笑い飛ばしつつも「ミュージカル舞台も好きですが、映像作品も同じくらい好き。20代前半で役者としての土台や基礎、底力をつけておきたいという考えもあって、映画やドラマなど、早いうちからそちらにも慣れるように勉強をしてきたつもりです」と方向性は明確だ。

■俳優デビュー10年を目前に叶えた夢

『魔進戦隊キラメイジャー』への参加も、実は異色のうちのひとつだったりする。「戦隊ものは往々にして若手俳優の登竜門です。その人にとってのデビュー作になることも多い。でも僕の場合は俳優としてのキャリアをそれなりに積んだ中での出演でした。ヒーローになることは幼少期からの夢であり、この業界に入った時からの第一目標。デビュー当時からヒーロー系作品のオーディションには欠かさず挑戦していたので、俳優デビュー10年を目前にその夢を叶えることができて嬉しかった」と喜びをかみしめる。

奇しくも異色のホラー映画『黄龍の村』は、『魔進戦隊キラメイジャー』と同じ東映系列の作品。しかし作風も演じるキャラクターの雰囲気も180度違う。水石は殺人村に迷い込んだパリピ系大学生をチャラチャラと好演している。『魔進戦隊キラメイジャー』ファンの子供たちが目にしたら、あまりの豹変ぶりに腰を抜かすだろう。

水石は「僕もそこに関しては悩んでいます!」とキッズたちを気遣いながらも「偶然か『魔進戦隊キラメイジャー』では役者という設定のキャラクターを演じていたので、成長してこの作品を見るかもしれないお子さんたちには『役者って凄いでしょ?違う人みたいでしょ?騙されたね、僕の勝ちさ!』と伝えたいです。僕の演じた役柄が、お子さんたちにとっての人生勉強になれば…」とドキドキしながら願っている。

(まいどなニュース特約・石井 隼人)

2021/9/20
 

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