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ナチュラル前髪の三戸なつめ(撮影:石井隼人)
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ナチュラル前髪の三戸なつめ(撮影:石井隼人)

全盛期は前髪の短さに命を懸けすぎて“オン眉”どころか“バッサリ前髪”だったこともあるらしい。前髪の極めて短いユニークなヘアスタイルでブレイクしたのも今は昔。30代に突入した三戸なつめ(31)の現在の前髪は伸びて、ナチュラルなヘアスタイルに変化している。髪形を変えるなどのイメージチェンジはよくあることだが、独特な髪型で売れた三戸の場合はちょっとだけ話が違うようだ。前髪を伸ばすことに「不安以上に申し訳なさがあった」という三戸のヘアスタイルの変化と自身の進化を聞いた。

■「前髪」の入力予測に照れ

短いパッツン前髪をトレードマークに、2010年代初頭に青文字系カリスマ読者モデルとしてブレイク。歌手デビュー曲『前髪切りすぎた』(2015年)からして、三戸の独特なヘアスタイルの注目度がいかに高かったのかがわかる。しかし当の本人は「人に比べて私って前髪切りすぎているんや…と驚いていました。というのも私の周りには“オン眉”の友達も多かったので、変に意識することはありませんでした。マスコミの人たちが面白がってくれたお陰で自分の前髪の短さに気づくという感覚」と前髪ブレイクは予想外だった。

いまだにインターネット検索の入力予測では『三戸なつめ 前髪』と表示されることがある。「有名な方々は『結婚』や『彼氏』など、プライベートに関する色めいたことが予測変換されたりするのに、私の場合は『前髪』が最初に来る。色恋沙汰じゃないんや…と最初はちょっと恥ずかしかった」と尾を引く前髪インパクトに照れ笑い。

■変化への申し訳なさ

一転、現在の三戸の髪型はナチュラルに変化。前髪も普通にあるし、ツルッとしたおでこも隠されている。契機は年齢と朝ドラ出演にあるようだ。「アラサーになると自然と大人女子を意識したファッションが好きになり、そうなると前髪パッツンの髪型とのズレが生じるようになりました。30代になって朝ドラ『おちょやん』では母親役をやらせていただくようになり、さすがに母親役で“オン眉”ではダメだと思った」とユニークな髪型を卒業した。

前髪がある現在の一般的な髪型は「自分的にもしっくりときている」という。しかしブレイクのきっかけはユニークな髪型にある。そんな三戸の唯一無二の個性に惹かれたファンも多いだろう。それゆえに「不安はありました。前髪を長くしたら離れてしまうのではないかと。ファンの方々は私の個性を支持してくれていたわけで、不安以上に自分が変化していくことに対する申し訳なさもありました」とイメージチェンジにかなり思い悩んだ。

■前髪へのないものねだり

そんな三戸の変化に対して“いいね!”と背中を押してくれたのは、ユニークなパッツン前髪時代から三戸を応援するファンたちだった。「前髪を伸ばすことを言っていないにも関わらず、最近の私の写真についてSNSで『おとなつめもいいね!』と肯定的なことを書き込んでくれたりして。外見ではなく内面も認めてくれるファンの方々の声に勇気づけられました。私は私のやりたいことをやってもいいんやな…と思えた」としみじみ。

公開中の映画『シノノメ色の週末』では、現在の髪形同様にナチュラルな芝居で女優としての存在感を示している。ならばもう拝むことはできないのか、三戸のおでこは。「ないものねだりかもしれませんが、前髪を伸ばしたら伸ばしたで“バッサリ前髪”時代が恋しくなる。30代で何かを達成したらまた前髪を切って、期待や予想を裏切っていきたいと思います!」と元気たっぷり。再びのパッツン前髪ブームをいつの日か巻き起こしてくれそうだ。

(まいどなニュース特約・石井 隼人)

2021/11/6
 

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