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エコに意識が向かいすぎるあまり、ママ友にも批判的なことを言ってしまって…
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エコに意識が向かいすぎるあまり、ママ友にも批判的なことを言ってしまって…

地球のために、環境にやさしい生活を送りたいと思っている人が増えています。メディアで地球温暖化や環境汚染の問題が取り上げられたり、SNSで有名人が呼びかけたりすることをきっかけに、身近な暮らしの中で取り組める「エコ活動」について知り、実際に取り組んでいる人もいるでしょう。

エコを意識し、積極的に環境負荷の低い生活を実践することは、これからの時代を生きて行く上で非常に大切なことです。しかしながら、その意識を周りの人たちへ押し付けるあまり、みんなを困惑させていたり、仲間内から孤立してしまうケースもあるようです。

■ある日突然、エコ活動に目覚め…

Aさん(40代)はささいなことがきっかけで、ある日突然「エコ活動」全般に熱心に関わるようになりました。

プラスチックフリーに関することや、自然環境の改善のために食生活を菜食主義に変えるなど…私の知る限り、それらは彼女の今までの生活実態からは180度正反対のことばかりでした。その変化により、彼女の旦那さんや5歳になる息子も強制的に変化せざるを得ない状態となりました。

今までスーパーマーケットで当たり前のように買っていた卵は、「鶏が命を削って産み落としてくれていて、本来はもっと神聖なもの」と捉えるようになり、どうしても卵が必要になったときは養鶏場へ出向いて購入してくるという徹底ぶりです。

■友人との関係性までが崩れ始めて…

そんなママ友Aさんの思考は、いわゆる家庭内に留まらず、やがてママ友たちへも向けられるようになりました。

友達みんなでお弁当持参で公園へ遊びに行ったときのことです。ひとりのママがおにぎりをラップに包んで持って来ていました。プラスチックフリーを意識するAさんからしてみたら、ラップを使っていることに苛立ちを隠せなかったそうで、とても批判的なことを言ったそうです。

もちろん、その場の雰囲気が気まずいものに変わってしまったことはいうまでもありません。しかもAさんの話題はいつしかプラスチック問題だけではなく、野菜の値段、家畜問題、口にする食べ物すべてに及び、友たちは皆、なんだかお説教をされたような気持ちになったといいます。

   ◇   ◇

「今まではそんな人じゃなかったのにな…なんか付き合いにくくなっちゃった。いつもイライラしているし。よそのお家のことだけど息子くんの食生活が心配になっちゃうよ」。Aさんと長い付き合いのママは残念そうに話していました。

Aさんとは食べ物を持ち寄りホームパーティを頻繁に行う関係でしたが、Aさんの変化により「お肉は食べられない」「この野菜の産地は?値段は?本来はそんな安く買えるはずじゃないのよ」「子どもの遊び道具にプラスチック製はよくないでしょ。このおもちゃに飽きたらどうするの?普通に捨てるの?」などと毎回言われるようになり、ついにお付き合いを止めることにしたそうです。

このような極端な思考の変化により、あるときからお肉が食べられなくなってしまったAさんの息子くんと旦那さん。そんな旦那さんが自身の誕生日にAさんにリクエストしたプレゼントは「豚の生姜焼きを作ってほしい」だったそうです。

(まいどなニュース特約・長岡 杏果)

2022/5/7
 

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