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「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」の表紙(宝島社提供)
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「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」の表紙(宝島社提供)

 「冠婚葬祭は失礼する」「この年まで続いた腐れ縁を断ち切る」「重い鍋や大きなフライパンはゆううつの種」ーー人生のエンディングに向けて「やめる」「捨てる」100項目をまとめたムック本「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」(宝島社、2021年10月28日発売、税込み690円)が発売以降、重版を重ねています。

■「こんなにやめてもいいの?」「背中押された」反応続々

 付き合い、健康、家族、お金、暮らし、見栄、家事、台所仕事、準備の9つのジャンルごとに、「何をやめたらよいのか、どうやって捨てたらよいのか」専門家のアドバイスや読者の体験談、アイデアなどが詰まった1冊。担当編集者が「思い切った『やめる』『捨てる』も紹介しており、100個すべて実践してしまうと少々寂しくなるのではと思っています(笑)」と心配するほどです。人生のエンディングを考え始めた50代以上を中心に口コミで広がり、発売半年で44万部を突破しました。

 広報担当者によると、ムック本の重版自体は珍しくはないそうですが、同書は発売9日目に早々と重版が決定。「発売9日での重版は早いです。この4月21日で10回目の重版(11刷)です。発売半年で44万部は異例といえます」

 購入者からは「参考になった」「こんなにやめてもいいの?」「気持ちが軽くなった」「背中を押された」「無理しなくていいんだなとホッとした」などの声が上がっています。

 「頑張りすぎてしまう、背負い込みすぎるという人が『やめてもいいんだ』と気付き、心が軽くなるきっかけになれば何よりです」(担当編集者)

 人気の理由については次のように分析します。

 「『なんだか頑張りすぎてしまう』という60歳以上の方々が『気負わなくいいんだ』と思えるきっかけになって支持いただけたのではないかと考えています。現在の若い世代は、結婚に執着しない未婚者の増加、物やお金に執着しないミニマリストなど、新たな価値観が浸透してきました。しかし、団塊やそれ以上の世代は、人口が多く競争の激しい環境で進学や就職を経験し、我慢したり頑張りすぎたりしてしまう特徴があるといわれています。こうした世代に『やめる』『捨てる』という考えを提案し、支持されたことがヒットの要因だと考えています」(担当者)

■「やめる」「捨てる」具体的には?

 内容の一部を引用します。

◆まずは冠婚葬祭から失礼する
しがらみの付き合いにNOと言うことで、煩わしい人間関係や縁が切れます。義理で行くものではないのでは? 心から祝いたい、偲びたいと思うときは行く。ときには嫌われる勇気も必要。

◆自立した子どもへの援助はきっぱり断る
援助した結果、こちらの生活が厳しくなってはたいへんです。ズルズル渡していると、子ども側も援助をあてにしてしまいます。定年や年金受給などをきっかけに“卒業宣言”をしましょう。

◆夫の親への連絡は夫にバトンタッチ
“嫁の役割”と思い込まず、親とのコミュニケーションは各自で連絡をとればOK。家族は大切な存在ですが、負担にならないよう距離をとってみては? (宝島社「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」から引用)

 全国の書店や宝島社が運営する公式サイト「宝島チャンネル」などで販売中。

(まいどなニュース・金井 かおる)

2022/5/12
 

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