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エンタメ系に特化したオーディションサイト「ドリサポ」
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エンタメ系に特化したオーディションサイト「ドリサポ」

 ファッション誌「JELLY」やデイリースポーツの1面争奪企画を実施してきたオーディションサイト「ドリサポ」を運営する「M.ANDLOL」株式会社(大阪市)が新たな仕掛けを試みる。ヒップホップグループ、元RIP SLYMEのsuがパーソナリティを務めるラジオ番組のアシスタントを募集。23日からエントリーを開始する。その際、いま注目のNFTと呼ばれるデジタル資産を活用し、企画を盛り上げるという。

 「ドリサポ」はエンタメ系に特化したオーディションサイト。これまで様々な企画を実施してきた。業界初の投げ銭に対するリターン商品を用意しているのが特徴で、それを可能にしているのが昨今注目されている「NFT」と呼ばれるデジタル資産。運営する「M.ANDLOL」は「ドリサポNFT」を立ち上げた。

 NFTは昨年、流行語にも取り上げられるほど注目され「画像」や「アート」の枠を超え、世界的にも市場が急拡大。先行する米国ではスポーツ選手のトレーディングカードが高額で取引されたり「NFTアート」と呼ばれる作品が競売にかけられ、数十億円で落札されてもいる。

 最近ではロシアのウクライナ侵攻に対し、ボクシングのヘビー級世界王者オレクサンドル・ウシクがNFTを販売するプランを公表。集まった資金を母国の支援に活用する考えを明かしたことでも話題になった。

 日本でもLINEや樂天グループがNFTを個人でも運用できるサービスを開始。プロ野球などのスポーツやアニメ、お笑いなどのコンテンツを売買できるシステムは整いつつあるものの、そこまで浸透していないのが現実。裏を返せば、それだけ発展する可能性があるわけで「ドリサポNFT」も、その点に着目し、オーディション企画に応用した。

 そのひとつが今回のヒップホップグループ、元RIP SLYMEのsuさんがラジオパーソナリティを務める番組「suさんのどこかの誰かと」のアシスタント企画だ。優勝者に、そのポストが与えられるが、一歩踏み込み、ジャッパラ株式会社・ジャッパラエンターテインメントと提携し、共同オーディションという形を取る。

 同社代表のyasurow氏は、いまでは当たり前になった大手ライブ配信アプリが日本に上陸した際に尽力した人物。現在は芸能人、歌手も所属するライバー事務所を構えており「ライブ配信アプリも数年前は知られていなかったが、いまでは市民権を獲得するまでに成長している。NFTもこれと同様にこれから認知度が上がり、市民権を得るものと確信しています」と話す。

 オーディションにあたっては、ライブ配信アプリの強みをいかすとともに課金に対するリターン商品として、推しのNFTをプレゼントするという日本初の試みを行う。注目のエントリーは5月23日0時から。投票開始は6月5日0時から6月12日23時となっている。

 これに先立ち、yasurow氏は「今回の企画がNFTの認知度上げるきっかけとなり、業界に刺激を与えられるものにしたい」と意気込んでいる。

 これまでのライブ配信アプリは投げ銭をしたファンに対して何のリターンもなかったが、「ドリサポNFT」は、この常識を覆したリターン型となっている。運営する「M.ANDLOL」株式会社の担当者は「投げ銭をした人が恩恵を受けることで、いままで買い方がわからないなどの理由で触れる機会がなかったNFTに対して実感と愛着が湧くのではないか」と話す。

 まだまだなじみのないNFT。今回の試みが果たして、市場拡大の一翼を担うサービスとなるのか。

(まいどなニュース特約・山本 智行)

2022/5/22
 

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