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天ちゃんが若かった頃、だんだん仲良くなった=らぴさん提供(@vt_zero)
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天ちゃんが若かった頃、だんだん仲良くなった=らぴさん提供(@vt_zero)
ずっと一緒だよ=らぴさん提供(@vt_zero)
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ずっと一緒だよ=らぴさん提供(@vt_zero)

「同じ時間を生きているのに年の取り方だけ時計が違うのね。もう少しゆっくりでもよかったのに」とツイートしたのは、らぴさん(@vt_zero)。そこには、幼い頃の娘さんと並んでベビーゲートに手をかける犬と、プールの中で娘さんに添い寝してもらう犬が写っていました。一般に、犬の寿命は人間よりも短くドッグイヤーと言われるほど早く時が過ぎて行きます。

犬の名前は天ちゃん。もうすぐ虹の橋に旅立ってしまう姿に、
「涙が出てしまいます。時間が止まってほしい」
「そんなに急がなくても良いのになぁ~…」
「お姉ちゃんと一緒に成長したんだね。お姉ちゃんの優しさに毎回ほっこり、そしてじーんとしちゃいます」
というリプライが寄せられ、「いいね」は1.6万件にもなりました。

飼い主のらぴさんに話を聞きました。

ーーお写真はどのような時に撮られたものですか。

「左側は2015年のものです。天と娘はとても仲良しでした。右側のプールの中で娘と寝ている写真は、天の介護が必要になってからのものです」

ーーいつ頃から天ちゃんの衰えを感じましたか。

「時が過ぎる速度が違うことは分かっていました。ですが、痩せてくるまで(老化がみられるまで)は、まだまだ長生きしてくれると信じていました。闘病もしていましたが、残り時間が少ないことを感じたのは今年に入ってからです」

ーーお子さんと天ちゃんは仲良しだったのでしょうか。

「子どもたちがまだ幼い頃は仲良しではありませんでした。どちらかというと、天にとって子どもたちは、『何をされるか分からない、力加減のできない』存在でした。『子どもたちのことが苦手だ』と意思表示してきました」

ーーらぴさんはどうされましたか。

「子ども達には幼い頃から犬との接する時のマナーを教え続けました。子ども達の接し方が変わってきた頃から、少しづつ天との距離が近くなり始め今にいたります」

ーー弱ってきた天ちゃんに、お子さんはどんなふうに接していらっしゃいましたか。

「よく様子を観察してくれていて、お世話にも積極的に参加してくれました。朝、起きると『お水新しいのに入れ替えておくね~』とか『ママ、天ちゃんおしっこしてるよ~』とか教えてくれました」

ーープールに入っていますが、徘徊が始まったからですか。

「そうです。徘徊するようになったので、怪我の予防のためにプールに入れています。あまり眠れないようでした。子どもたちは、そんな天を抱いて寝かしつけをしてくれたり、しっかりと寄り添ってくれたりしていました」

ーー天ちゃんは虹の橋を渡りましたが、お子さんたちも見送ってあげたのですね。

「子どもたちは看取りは初めてではありません。私の仕事柄ということもありますが、保護していた動物の看取りや譲渡などにも立ち合い、同じ年齢の子どもよりも多くの別れを経験しています」

ーー愛犬の天ちゃんには思い入れも強かったのではないでしょうか。

「生まれた時からそばにいてくれた愛犬の看取りなので、少し状況が違います。いつもより慎重に、『命あるものはいつかお別れがくる』ということ、『天も少しづつ衰えが始まっていること』を昨年から少しづつ伝えました」

天ちゃんは13歳10ヶ月で、ご家族に見守られながら虹の橋を渡りました。子どもたちは最期までしっかりと天ちゃんに寄り添ってくれたそうです。天ちゃんを看取って、さらに大きく成長したのではないでしょうか。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

2022/7/15
 

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