パナソニックは一人暮らしを想定した小型の食器洗い乾燥機「SOLOTA」（ソロタ）を発表しました。発売は2月中旬。直販サイト「Panasonic Store Plus」での価格は3万7620円。月額1290円のサブスクリプションサービスもあります。

ソロタは最大6点の食器を一度に洗浄できる食器洗い乾燥機。高温高圧の水流で食器を洗うと同時に除菌し、洗浄後は送風で乾燥させます。使用水量は約2.5L。そのまま食器を保管できるといいます。業界最小設計により、狭いキッチンにも置きやすい単身世帯向けのコンパクトサイズを実現。設置面積はパナソニックの現行最小モデル「プチ食洗」NP-TCR4の約半分です。

設置面積は310（幅）×225（奥行き）mmの「ほぼA4ファイルサイズ」。ディンクス向けに展開している「プチ食洗」（NP-TCR4）の約半分。NP-TML1は、幅約31cm、奥行約22.5cm。ほぼ、A4ファイルのスペースに置けます。分岐水栓の取付不要な着脱タンク式を採用しており、タンクへの給水がしやすく購入後すぐに使用できます。

同社によると、食洗機はファミリー世帯を中心に大容量タイプが主流となっており、家事の軽減などから一度使うと手放せないと満足度の高い家電です。一方、単身世帯においては、大きくて置けないなどの理由からやや縁遠い存在でした。一方、食器洗いはファミリー世帯のみならず、20～30代の単身世帯においても嫌いな家事の上位にあり、食洗機に対する潜在的ニーズは高いという事情がありました。

本製品は、ひとり暮らしの相棒というコンセプトで企画開発され、ひとり暮らしを家電の技術でアシストしたいという思いがSOLOTA（（Solo Technological Assistant）という名称に込められているそうです。