ツイッターの人気アカウント「路地師」さんが旅先で出会った猫の表情に注目が集まっています。旅から帰宅したばかりの路地師さんに話を聞きました。

■ネコの表情に「一瞬、呼吸が止まりました」

　路地師さんは2月中旬、和歌山県橋本市周辺を旅していました。路地を散策中、頭上からの妙な視線を感じます。見上げると屋根にちょこんと座る猫と目が合いました。

　その表情は警戒心むき出し。こちらに向かってにらみをきかせています。どうやらこの土地で暮らす猫のようです。

　「不審者なのは間違いないが、そんな目で見ないでくれネコチャン…」

　路地師さんはこのときの心境を「ドキッとして、一瞬、呼吸が止まりました」と振り返ります。

　そのまま先に進み、なんとはなしに振り向くと、猫はこちらを凝視したまま。

　「相当怪しまれてると思いました」と苦笑する路地師さん。

　警戒されるような心当たりは？　「あまり人が通らないような路地だし、挙動不審だったんだと思います」

　路地師さんはこのときの様子を撮影し、自身のツイッターに投稿すると、3千を超えるいいねがつきました。写真を見たユーザーからは「いい面構えのネコさん」「浮世絵の猫みたい」「カッコイイ猫」「ええ表情してる」などの反応が寄せられています。

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　サラリーマンのかたわら、休日には日本各地を旅する、自称「町をただ散歩するだけの人」路地師さん。「写真は専門でも何でもなく、本当に適当に撮っているだけ」と謙遜しますが、味のある写真が人気を呼び、フォロワー数は4.7万超を誇ります。昔ながらの町並みや建築物、懐かしい看板に興味のある方は一度、路地師さんが写す世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。「路地師」さんツイッター（@roji_shi）

（まいどなニュース・金井 かおる）