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決勝トーナメントの組み合わせ抽選が決まり抽選会に登場した(左から)金属バット、マシンガンズ、スピードワゴン、三四郎、ギャロップ、テンダラー(写真パネル)、囲碁将棋、超新塾=フジテレビ湾岸スタジオ
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決勝トーナメントの組み合わせ抽選が決まり抽選会に登場した(左から)金属バット、マシンガンズ、スピードワゴン、三四郎、ギャロップ、テンダラー(写真パネル)、囲碁将棋、超新塾=フジテレビ湾岸スタジオ

結成16年目以上の漫才ナンバーワン決定戦「THE SECOND~漫才トーナメント~」のグランプリファイナルが20日、フジテレビで行われ、結成19年のギャロップが初代王座に輝きました。午後7時から生放送された同番組は、再起を賭ける男たちの熱い戦いを盛り上げた選曲にも、視聴者から続々と賞賛が。特にグランプリファイナル決勝のハイライトのBGMで流れた泉谷しげるさんの名曲「春夏秋冬」には、「今日ですべてが変わる」「今日ですべてがむくわれる」「今日ですべてが始まるさ」という歌詞に芸人たちの人生を重ね合わせ、「たまらん」「グッときた」「THE SECONDにピッタリすぎる…」といった言葉がSNSに溢れました。

THE SECONDの大会テーマ曲はTHE YELLOW MONKEYの「バラ色の日々」、芸人たちの出囃子が10-FEETの「2%」など、ビッグな“セカンドチャンス”を手にしようと戦う中堅、ベテラン芸人たちの生き様を丸ごと肯定し、奮い立たせるような見事な選曲で、SNSでは音楽ファンも敏感に反応。短い出囃子として使われたため、大会では流れませんでしたが、「2%」の歌詞にはこんなパンチラインがあります。

「いつかいつかは皆還る 貧乏も裕福も皆還る 失恋も失業も君の莫大な経験に」

これらの選曲に深く関わったとみられるのが、大会の総合演出を担当したディレクターの日置祐貴さんです。日置さんは大会2日前に更新した自身のnoteで「去年の10月ぐらい」に総合演出を拝命した際、最初に考えたのがテーマ曲(「バラ色の日々」)だったと明かした上で、「あと2日、とにかくいい大会にしたい。それだけです」と結んでいました。

「用意したネタはもうない」と言いつつも、アドリブのようなやり取りを交えて何度も爆笑を巻き起こしたマシンガンズ、6分のネタ時間で約4分もツッコミなしというネタで勝負を賭けたギャロップ。決勝まで進めなかった6組も長年磨き上げてきたそれぞれのスタイルを見せ、視聴者に強烈なインパクトを残しました。

大会ですべてが変わり、すべてがむくわれた芸人たちの予想だにしなかった第2の人生が、今まさに始まろうとしています。

2023/5/21
 

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