新ひょうごの医療

譜久山仁院長
みとりを終え、残された家族へのケアも医療従事者には求められる。家族らの話に耳を傾け、悲しみや憤り、喪失感を癒やすグリーフケアの重要性について、緩和ケア病棟を設置するふくやま病院(明石市)の譜久山仁院長(44)に話を聞いた。
両親や配偶者、子どもなど、身内との別れは心理的に大きな負担を生みます。しかし、多くの場合、家族への精神的な支援という視点は抜け落ちがちです。
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- シリーズ15 最期を生きるー第3部
2018/9/1~2018/9/22
高齢化社会では、終末期患者と家族の暮らしの質をどう上げるかが問われる。「新ひょうごの医療」シリーズ15は、「最期を生きる」の第3部として、より良いみとりの心得と支援策を紹介。初回は、看護と介護を一体化したサービスで在宅療養を支え、在宅みとりに対応する「看護小規模多機能型居宅介護」(看多機)を取り上げる。


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<医療従事者ができることは?>家族と信頼関係を築く 09/22 16:00
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(4)みとりの心得と支援 グリーフケア 09/22 16:00
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<セラピーを実践する神戸アドベンチスト病院>患者、遺族の双方に希望もたらす 09/15 16:00
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(3)みとりの心得と支援 ディグニティ(尊厳)セラピー 09/15 16:00
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<どんな手順で話し合う?>元気なうちに本人の価値観知る 09/08 16:00
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(2)みとりの心得と支援 意思決定 09/08 16:00
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<家族の負担どう減らすの?>通所や宿泊、柔軟に組み合わせ 09/01 16:00
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(1)みとりの心得と支援 看護と介護一体化「看多機」 09/01 16:00