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 阪神・淡路大震災で家屋の約九割が全壊、全焼した神戸市長田区の鷹取東第一地区(約八・四ヘクタール)の震災復興土地区画整理事業が二十一日、終了する。事業の開始から五年余り。自治体が事業主体となる同事業としては初の完了となる。

 JR鷹取駅南東に位置する同地区は、木造住宅や市場、商店が軒を連ねた密集地。地震直後の火災でほとんどの家屋が全焼、九百五世帯、二千五十一人のうち約九十人が亡くなった。

 家屋の焼失という物理的な条件に加え、震災前から住民の間にまちづくりへの機運が高まっていたことから、被災地で最も早い一九九五年十一月に事業計画が決定。総事業費約百億円で整備が進んでいた。

 現在、地区内には、幅二十五・四メートルの道路計四千メートル▽計四カ所、約千七百八十平方メートルの公園▽市民が憩うポケットパーク▽二基の百トン防火水槽・などの公共施設がほぼ完成。二十一日の換地処分の公告を経て、個人の所有地が確定する。

 ただ、人口の回復は八割程度にとどまり、マンションなどに入居した新住民と旧住民のコミュニティーづくりはこれから。全焼したパン屋を再建した國本善之さん(38)は「顔なじみのお客さんが減ったのが何より寂しい。でも、ぼくらの世代が頑張って、この地区を暮らしやすい街にしていきたい」と話している。 自治体が主体となった復興土地区画整理事業は計十八地区で行われており、今春には森具地区(西宮市)も事業が完了する予定。

 鷹取東第一地区には長田区日吉町五、六丁目、若松町一〇、一一丁目、海運町二、三丁目、野田町四丁目、大橋町一〇丁目が含まれる。

2001/2/21

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