■あらすじ
1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災で地元紙の神戸新聞は本社が全壊し、自力での新聞発行が不可能な事態に陥る。
記者やカメラマンは悲惨な現場に押しつぶされそうになりながら取材に当たり、整理部員らは京都新聞の協力で新聞発行を目指す。
全社員が本社から退避し、空きビルの一室に臨時編集局が設けられ、取材活動は続く。
若手カメラマン(櫻井翔)は編集局長(内藤剛志)に問いかける。
「苦しんだり、悲しんだりしてる人の写真を撮ることに、どんな意味があるのですか」。
局長は言う。
「家族を亡くした、家をなくした、そんな人たちの思いを記録して、伝える。それが俺たちの役目だ」と。
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■主な出演者
三津山(入社4年目の写真部記者) … 櫻井 翔
小 藤(入社1年目の写真部記者) … 吹石一恵
陳 (三津山と同期の社会部記者) … 田中 圭
佐 々(車両部運転手) … ダンカン
金 居(写真部、三津山の先輩) … 萩原聖人
則 本(写真部デスク) … 矢島健一
渡 辺(整理部デスク) … 堀部圭亮
首 藤(整理部長) … 高嶋政宏
山 根(編集局長) … 内藤剛志
三 木(論説委員長) … 山本 圭
平 田(京都新聞整理部長) … 小野武彦