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第1部 創業のころ

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金子直吉の墓。奉公時代を送った高知の市街地を望む=高知市筆山(撮影・田中靖浩)

金子直吉の墓。奉公時代を送った高知の市街地を望む=高知市筆山(撮影・田中靖浩)

 鈴木商店番頭、金子直吉の墓は2カ所ある。神戸市中央区の追谷墓園と高知市筆山(ひつざん)。どちらも市街地に近く、海が見える。土佐(高知)に生まれた金子は、鈴木に「土佐派」と呼ばれる集団ができるほど進んで高知出身者を雇った。妻の徳も同郷だ。2人の息子も小中学校時代は高知の親族宅に住まわせた。しかし、自身はほとんど帰郷していない。「実際に足を運び、自分の墓はここだと決めたそうです」。標高118メートルの筆山にある金子の墓について直吉の弟、楠馬(くすま)の孫に当たる金子直伝(なおつぐ)(80)は説明する。かつて眼下には、鈴木ゆかりの神戸製鋼所高知工場が煙を上げていた。1984(昭和59)年に閉鎖され、今はない。

 連載第1部の終わりに、金子を育んだ高知の町を紹介したい。

2016/6/19

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