正平調

時計2020/02/19

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米大統領選の民主党候補を決める指名争いレースで、緒戦のアイオワ州と、それに続くニューハンプシャー州を制したのは無名に近い人物だった。1976年のジミー・カーター氏である◆目立ちたがり屋のロケットスタートも大統領選となれば侮れない。ウォーターゲート事件による政治不信の残り火がまだ消えぬころ、「ジミーって誰だ?」の流行語と清新なイメージで支持を広げたカーター氏は、そのまま大統領の座を射止めるに至る◆オバマ氏の「Yes we can」もそうだったが、選挙戦を華やかに彩る言葉はそのときどきの米国の姿を映し出す。今度はどうだろう。「米国第一」のトランプ大統領に挑む民主党の候補選びが始まった◆思わぬ展開といっていい。皮切りのアイオワ、ニューハンプシャー両州で78歳の左派サンダース氏と、38歳の新星ブティジェッジ氏とがしのぎを削る首位争いを演じた。ロケットスタートのその後が注目される◆カーター氏の場合、共和党のレーガン氏に再選を阻まれている。そのころ深刻化していた失業者問題にふれ、レーガン氏は訴えたという。「カーターが失業するとき、景気は回復する」。だから私に投票を、と◆時に鋭いジョークも武器とし、長いレースを制するのは誰か。2020・2・19

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