正平調

時計2020/07/23

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ちょっと堅苦しい用語が続くが、お付き合いください。時計の針をグーンと戻し、1951(昭和26)年の話から。在日米軍のあり方を交渉する米側の特使が来日し、こんな話をした◆「われわれは日本に、望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を獲得できるであろうか? それが根本的な問題である」。好きな場所を基地にし、自由に使えるようにできないかと言う◆宝塚出身の国際政治学者、豊下楢彦(ならひこ)さんの著書によると、いくらなんでも難しいだろうと米側は踏んでいた。ところが日本は受け入れた。米国の考えは日米地位協定に盛り込まれ、以来ずっと米軍を守る壁である◆で、針を現代に。米軍基地でコロナ禍が広がる。沖縄県のホームページを見れば、感染者数は県民と米兵がほぼ同じである。だったら協力して対策をとったらいいのに、これができない。地位協定があるから◆米国民の入国は拒めても軍用機で入る米兵は止められない。これまた協定があるから。米軍の感染者数が公表されるようになったものの、詳しい情報は壁の向こう。「新たな基地負担」と地元紙・琉球新報は書く◆日米地位協定が発効して60年。一度も改定されないままである。こんなことでいいのかねとコロナ禍に思う。2020・7・23

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