小学生から書道を続けるダウン症の岩元祐磨さん(21)=兵庫県姫路市=が、生まれ育った同県洲本市で初の作品展を開いている。高校生の時に県障害者芸術・文化祭で受賞した大筆書きを中心に、卒業後に取り組んだ漢字4文字の小作品などを加えた12点。「書遊家」として、墨の世界を楽しむ。(中村有沙)
会場は、カフェ「なごみ工房 笑む」(洲本市下加茂2)。約1メートル四方の紙に大筆で書いた「寿」と「慈」が目を引く。
県立姫路聴覚特別支援学校高等部に通っていた2016年と17年、県障害者芸術・文化祭の美術工芸作品公募展で2年続けて受賞した作品だ。
母の清美さん(59)によると、「寿」は新年のめでたい気持ち、「慈」は全ての命をいとおしむ思いを表現した。代表的な作品として、あらためて披露することにした。
高校卒業後も、岩元さんは姫路の書道教室に通い、県の公募展へ出品を続けた。通常の大きさの半紙を使った「風神雷神」は、卒業後の作品の一つ。大筆書きの力強さと打って変わり、穏やかな印象を与える。
「1枚の紙に複数の文字を収めることがなかなかできなかったが、今ではすんなりと書ける」と、清美さんが新境地を説明する。書道を始めて数年のころの作品「上を向いて歩こう」は、1文字ずつ書いた紙を縦につなぎ合わせている。これらの作品を並べて比べることで、成長がわかるという。
書道との出合いは、洲本第一小学校4年のときだった。クラスで挑戦したジャンボ書道をきっかけに、教室に通い始めた。見本を横に置き、先生に手を添えてもらい、書き順や筆の運び方を覚えた。清美さんは「書き終わった後に見せる笑みで楽しさが伝わってきた」と振り返る。
高校3年のころには、観客の前で音楽に合わせて筆をふるう書道パフォーマンスに挑戦し始めた。声援を受けながら書くのが好きで、洲本市の商店街でも披露していた。しかし、昨年春の新型コロナウイルス感染拡大後、披露の機会がなくなった。再開を待ちわびている。
現在、姫路市内の2カ所の事業所で、割り箸の袋詰めや野菜の収穫などに従事している。平日に姫路、週末に淡路島にいることが多く、知人の勧めで作品展を開くことにした。清美さんは「初の個展を地元でできた。書道の活動を楽しく続けていると知ってもらえたら」と話す。
31日まで。観覧無料。正午~午後5時半。日曜休。

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