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 マイナンバーカードによる証明書コンビニ交付サービスの誤交付が全国の自治体で相次ぐ問題を受け、兵庫県洲本市は29日から6月4日まで、点検のためサービスを停止する。期間中の平日午後5時半~7時、市役所市民課が証明書の交付に限って臨時で対応する。

 停止の対象は、住民票の写し▽住民票記載事項証明書▽印鑑登録証明書▽所得(課税・非課税)証明書▽戸籍全部(個人)事項証明書▽戸籍の付票の写し。

 同市の交付サービスは、誤交付が判明した富士通Japan(東京)がシステムを提供。デジタル庁から同社に点検の要請があったことを受け、同市は29日からの停止を決めた。市内でこれまでに誤交付などのトラブルはないという。