寄贈された井戸から水を出す倭文保育園の園児たち=倭文公民館
寄贈された井戸から水を出す倭文保育園の園児たち=倭文公民館

 災害時に使える防災深井戸を、流し台や空調設備の販売などを手がける企業「大幸」(兵庫県洲本市納)が30日、倭文公民館(同県南あわじ市倭文庄田)に寄贈した。同社が創業50年に合わせて発案。「福幸(ふっこう)の水」と名付け、災害時に飲料水以外の生活用水に利用できる。この日は贈呈式があり、地元・倭文保育園の園児たちが実際に水をくみ上げて喜んだ。(古田真央子)