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江埼灯台を擬人化したキャラクターパネルを前に贈呈書を手渡す柴田英知さん(右)と門康彦市長=淡路市生穂新島
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江埼灯台を擬人化したキャラクターパネルを前に贈呈書を手渡す柴田英知さん(右)と門康彦市長=淡路市生穂新島
明石海峡を望む江埼灯台=淡路市野島江崎
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明石海峡を望む江埼灯台=淡路市野島江崎

 国重要文化財に指定された江埼灯台(兵庫県淡路市野島江崎)を擬人化したキャラクターが誕生した。海をイメージしたデザインのはかま姿で、福の神「えびすさま」の人形を持った男性キャラ。30日、制作メンバーが淡路市役所を訪問し、キャラクターの使用権を贈呈した。(中村有沙)

 灯台の魅力発信に取り組む「全国灯台文化価値創造フォーラム」(東京)が、全国の灯台のキャラクター化を進めている「燈(あかり)の守(も)り人(びと)」プロジェクトの一環。製作委員会を立ち上げ、灯台が持つ歴史や周辺地域の特色などを基に、キャラクターを制作している。昨年度に20基分が完成し、本年度も20基分のキャラ化を予定している。

 江埼灯台は、小柄で中性的な男性キャラ。海色のはかまと、西海岸の夕日をイメージしたオレンジ色の袖の着物を身につけている。襟には、灯台の窓を表現した格子柄をあしらった。人形遣いで、「えびすさま」を通して話す設定という。声は、アニメ「セーラームーン」などに出演した声優の久川綾さんが担当する。

 贈呈式で「燈の守り人」製作委員会の柴田英知プロデューサー(44)は「キャラクターは、パンフレットやグッズなど好きに使ってもらえる。地域活性化の一助となってほしい」とあいさつ。門康彦市長は「(キャラクターは)目を引くかっこよさ。これから活用方法を考えていきたい」と話していた。

 この日は、同委員会からキャラクターパネルも贈られた。市役所の入り口近くに展示する。

 江埼灯台を含む各キャラクターは、ユーチューブでボイスドラマを配信中。また、冬ごろから連載が始まるウェブ漫画にも登場する予定という。

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