ほぼ満席になったオークラ輸送機の社員食堂=加古川市野口町古大内
ほぼ満席になったオークラ輸送機の社員食堂=加古川市野口町古大内

 社員食堂の魅力を高めて従業員や就活学生の心をつかもうとする動きが、企業の間で広がってきた。物価高が進んで社外で食べるランチ代の負担も増す中、福利厚生の充実策として再び注目が集まっているためだ。一度は廃止した社食を新社屋の建設を機に復活させた兵庫県内のメーカーも。縮小した関連市場の規模は持ち直し、大手企業などの社食を集めた催しは盛況となった。(荻野俊太郎)

■福利厚生充実、就活生にアピール

 物流システム製造のオークラ輸送機(加古川市)は、5年前に新築した社屋にカフェ風の食堂を設けている。