セ・リーグ連覇後、甲子園球場に戻って選手らに胴上げされる阪神タイガースの藤川球児監督=6日、西宮市
セ・リーグ連覇後、甲子園球場に戻って選手らに胴上げされる阪神タイガースの藤川球児監督=6日、西宮市

 プロ野球阪神タイガースの熱闘ぶりを試合終了まで完全中継で伝えるサンテレビ(神戸市中央区)が、14日に始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)=最大6試合予定=のうち、2試合を放映する。平成、令和で達成した5度のセ・リーグ優勝は、全て胴上げの瞬間をファンに届けたサンテレビ。「CSの胴上げも生中継したい」と意気込む。

 CSファイナルSを中継するのは第3戦(16日午後6時開始)と第5戦(18日午後2時開始)で、いずれも試合終了まで放送。阪神はCSファーストSで対戦する巨人とDeNAの勝者を甲子園球場(西宮市)迎え撃つ。

 阪神戦中継「サンテレビボックス席」は1969年の開局時からの看板番組。今年は勝つか引き分けるかで優勝が決まる3日の広島戦を中継したが、残念ながら逆転負けした。だが、優勝決定後、初めて甲子園球場(西宮市)に戻った6日の広島戦を放送。試合後に藤川球児監督らが胴上げされる場面を伝え、「胴上げ中継のサンテレビ」の勝負強さを見せた。

 毎年、優勝争いが大詰めを迎える9月以降の放送に力を入れてきたが、今年は10月以降も中継枠を確保。水野亮編成スポーツ局次長兼編成部長(53)は9月中旬から優勝時の番組内容の準備に入っていたといい、「10月まで優勝争いがもつれるとは思わなかった。何度も冷や冷やしたが、胴上げを放映できてよかった」と胸をなでおろす。

 CSファイナルもゲームセットまで中継する。阪神3連勝なら最短第3戦での決着もあり得るが、水野さんは「第5戦はヤマ場になると思う。ぜひ優勝を決めてもらい、ファンと喜びを分かち合いたい」と話していた。(津谷治英)