レバノン南部でイスラエル兵がキリスト像を破壊している様子だとしてXに投稿された画像(共同)
 レバノン南部でイスラエル兵がキリスト像を破壊している様子だとしてXに投稿された画像(共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は20日、レバノン南部で展開している兵士がキリスト像を損壊したと発表した。「事態を重く受け止め、関係者に適切な措置を講じる」としている。兵士がハンマーのようなものでキリスト像の頭部を破壊する画像がソーシャルメディアで拡散し、波紋を広げている。

 キリスト像は地面に逆さまの状態で置かれており、イスラエル軍は像の復元を支援するとしている。サール外相は「恥ずべき行為だ」とX(旧ツイッター)で述べ、キリスト教徒に謝罪した。

 イスラエル軍と親イラン民兵組織ヒズボラの交戦を巡るレバノンでの停戦は17日に発効したが、イスラエル軍はレバノン南部に支配地域を設置し、駐留を継続している。イスラエル紙ハーレツによると、軍は南部にある複数の村落で、住宅や公共施設、学校を組織的に破壊し続けている。