
入り組んで(撮影・中西大二)
先日、書店さんでたまたま手に取った本のタイトルは、『世界滅亡国家史』(ギデオン・デフォー著/サンマーク出版)。
「夢中で読める歴史講義!」「知的興奮の連続!」「頭に残るヒストリー!」という、帯の派手なあおり文句は……ちょっと……ホメすぎじゃん? と思わなくもないですが、突拍子もない理由で世界地図のどこかに現れ、これまたえげつない理由でいつのまにか退場した48カ国の短いストーリーは、なかなか興味深いものがありました。
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