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連載「平成模様 あなたと私の30年」に合わせて実施した「平成アンケート」では、本社と支社・総局の記者、デスクらに「平成のイメージ」を自由に書いてもらった。バブル経済崩壊から長期不況を経て、人口減少に転じた日本。多くの記者らが、平成は「過渡期」「転換期」にあると答えた。「成長神話にしがみついている」「新たな価値観を見いだせていない」など悲観的な見方が目立ったが、身の丈に合った生き方をする若者に「希望」を見ようとする意見もあった。(田中伸明)
「空白の時代。右肩上がりの昭和が終わり、次の価値観を構築できていない」(1991年入社)▽「縮むことを意識せざるを得ないが、上手に縮むお手本が見当たらず右往左往している」(90年入社)-。生き方の指針となる「モデル」や「物語」の不在を嘆くのは、バブルの空気を知るベテランに多かった。
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