スポーツを通じ、阪神・淡路大震災の教訓を次世代に伝える「117KOBEフットサル大会」が13日、明石市の大蔵海岸多目的広場であった。サッカー日本代表元監督の岡田武史さんらがゲスト参加。県内各地から約150人が集い、心肺蘇生法なども体験した。
「117KOBEぼうさい委員会」(事務局・神戸新聞社)などの主催。大会は男子12チーム、男女混成4チームで行われた。同委員会サポーターで漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さんも混成チームを作って試合に臨んだ。
参加者は、同委員会アンバサダーを務める岡田さんの指導で、ミニゲームを通じて選手同士の連携を深める「チームビルディングゲーム」も体験。自動体外式除細動器(AED)の使い方も学んだ。
西宮市の大学2年、日方仁さん(19)は「岡田さんの指導は、初めて会う人とどう協力するかといった点で発想の転換になった」と話していた。
岡田さんは来年1月17日に神戸で開かれるサッカーのチャリティーマッチに参加予定で、「応援に来て」と呼び掛けていた。(広畑千春)
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