新ひょうごの医療

ニボルマブの特徴などを語る神戸低侵襲がん医療センターの喜多川浩一腫瘍内科部長=神戸市中央区港島中町8
◇がんへの攻撃を可能に 高額な薬価が課題◇
昨年12月、肺がん治療を大きく変える可能性を秘めた新薬に公的保険が適用された。2014年に皮膚がんの一種、悪性黒色腫(メラノーマ)の治療薬として保険適用されていた免疫チェックポイント阻害薬「ニボルマブ(商品名オプジーボ)」。国は肺がんへの効能も認めた。
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- シリーズ1 進化する診療
2016/5/7~2016/5/28
兵庫県内の医療の最前線に迫る「ひょうごの医療」は、2009年の連載開始から44シリーズを数えた。今回から装いを新たに、診療に役立つ情報をよりタイムリーに取り上げる新シリーズを始めます。初回のテーマは「進化する診療」。

