新ひょうごの医療

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◇動脈の血栓、直接除去 血流戻す選択肢に広がり◇
国内の患者が推計約120万人に上る脳卒中。そのうち約7割を占めるのが脳梗塞だ。2009年3月の「ひょうごの医療」では、救命のみならず、まひや言語障害を残さずに治す可能性を開く新薬「t-PA」を紹介した。最近はt-PAに加え、カテーテル(医療用の細い管)を使って薬剤で溶かしきれない血栓を直接取り除く「血管内治療」が広がり、さらに治療成績は向上している。
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- シリーズ1 進化する診療
2016/5/7~2016/5/28
兵庫県内の医療の最前線に迫る「ひょうごの医療」は、2009年の連載開始から44シリーズを数えた。今回から装いを新たに、診療に役立つ情報をよりタイムリーに取り上げる新シリーズを始めます。初回のテーマは「進化する診療」。

