新ひょうごの医療

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肺がんが進行しても、多くの患者は通院しながら仕事や家事を続けている。近年、さまざまな薬が開発され、治療の選択肢は広がっている。4月下旬に開かれた肺がん患者会「肺ゆう会」では、参加した患者らが「治療法を決めるのは自分自身」と語り合い、〝患者力〟の向上を誓った。
参加者の40代女性は「悩んでいる暇はない」と最新情報を積極的に集めている。本や雑誌を読むだけでなく、各地で開かれる医療系の学会に足を運ぶ。「医師任せではなく、自分が納得した治療をしたい。『あの時あれをしておけば良かった』なんて後悔したくない」と話す。
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- シリーズ1 進化する診療
2016/5/7~2016/5/28
兵庫県内の医療の最前線に迫る「ひょうごの医療」は、2009年の連載開始から44シリーズを数えた。今回から装いを新たに、診療に役立つ情報をよりタイムリーに取り上げる新シリーズを始めます。初回のテーマは「進化する診療」。

