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新ひょうごの医療
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睡眠時無呼吸症候群に使われるCPAP治療器

睡眠時無呼吸症候群に使われるCPAP治療器

 姫路市の会社役員の男性(60)は6年ほど前、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された。きっかけは家族からの指摘。独立した娘や息子の家に泊まりに行った際、「隣の部屋にも聞こえるほどのいびきが何度もやんで、呼吸まで止まっていると言われたんです」。いびきをかくことは分かっていたが、「疲れがたまっているのかな、というくらいにしか考えていなかった」と話す。

 1人暮らしのため、もしもの事があったら困ると、かかりつけの内科に行ったところ、姫路聖マリア病院の耳鼻咽喉科を紹介された。すぐに、病院に1泊して検査を実施。1時間当たりの無呼吸と低呼吸の合計回数(AHI)は90以上あり、重症のSASだった。

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2017/9/16

 睡眠は人生のほぼ3分の1を占め、多くの人が寝不足による体調不良を経験している。免疫が低下して風邪をひきやすくなるだけではなく、糖尿病などの生活習慣病やうつ病などにつながり、がんのリスクが高まることも指摘されている。「新・ひょうごの医療」のシリーズ9は、睡眠不足に伴う病気や対処法を紹介する。

「子どもを口先だけでほめても見抜かれてしまう」と話す=兵庫県立リハビリテーション中央病院
 

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